北海道東川町で行われている
大人向けの教育プログラム
「School for Life Compath」
(以後「Compath」と表記)
私は六本木で開催されている
朝のイベント、Hills Breakfastで
登壇された遠又香さんのお話を聴き、
その活動について知りました。

そのCompathが東川町の町内施設を
活用した校舎設立を目指した
プロジェクトを実施しており、
「ひがしかわ株主制度」による
支援を募集しています。

ひがしかわ株主制度って?
今回、支援募集の手段として利用されている
「ひがしかわ株主制度」とは、
東川町を応援しようとする方が
町への投資(寄附)によって「株主」となり、
まちづくりに参加する制度。
東川町で実施するプロジェクトの中から、
投資したいものを選んで支援します。
この投資は、自治体への「寄附」に該当し
「ふるさと納税」として住民税など
税法上の控除を受けることができるほか、
・「特別町民」への認定
・「株主証」の発行
・宿泊優待
など、株主になることで
さまざまな特典を受けられます。
ふるさと納税扱いにもなるので、
金額に応じて地域が誇る返礼品も
受け取ることができます。
人生の学校「Compath」
北欧のフォルケホイスコーレをモデルにして
東川町で2020年に立ち上がった
人生の学校「Compath」。
現在は町内施設の一部を間借りしながら
大人向けの教育プログラムを提供。
人生のさまざまなタイミングで、
共同生活やさまざまな種類の授業を通して、
自分と社会とのかかわり方などを
捉え直し考えていくような、
生涯学習の機会としています。
校舎を設立、教育環境の整備へ
今回、ひがしかわ株主制度を利用して
支援を募集している校舎設立のプロジェクト。
Compathでは2020年の活動開始以来
現在にいたるまでさまざまなプログラムを開講し、
町内および日本全国から幅広い世代、
バックグラウンドを持つ方々約120名が
参加してきました。
今回のプロジェクトでは、
より創造性を発揮できる教育環境を整備し、
町内の生涯学習基盤の構築と
日本の新たな学びの選択肢をつくっていくため、
2024年春の校舎設立を目指します。
参加方法等
今回の校舎設立のプロジェクトで
募集する資金については、
校舎をつくるための費用や
創造性を発揮できる教育環境をつくるための
設備・備品費用として活用するとのこと。
ひがしかわ株主制度の特設サイト内の
校舎設立のプロジェクトページ
「投資する」ボタンをクリックし
投資、支援するという流れ。
お礼の品を選んでその金額を支援することも、
お礼の品を不要として自分で
金額を決めて支援することも、
どちらも可能となっています。
プロジェクトページ内に
支援受付期間の記載は見当たりませんでしたが、
スタートしたばかりかと思われますし、
しばらくの間は実施しているものと思います。
詳細については、
「社会の豊かさを問い直す学び舎「人生の学校」設立事業」
のページを参照ください。

このプロジェクトを通じ、1人でも多くの方に
「School for Life Compath」を知っていただき
支援していただくことで、
町内の生涯学習基盤の構築はもちろん、
日本の新たな学びの選択肢を作っていきたいと
考えているとのこと。
そして校舎ができた際は、ぜひ足を運んでの
「School for Life Compath」の学びを
参加して体感してほしい、とのことです。
東川町とCompathが共につくる人生の学びの校舎。
ふるさと納税での設立支援を通じて、
東川町という地域を知るきっかけの第一歩に
してみてはいかがでしょうか。