昨日6月12日、Mr.Childrenのライブツアー
『Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス』に参戦。
会場は日産スタジアム。

7万人、空の変化、奏でられる音楽。最高のひととき
17時の開演から約3時間で全25曲。
ツアー期間中であり、
セットリストの公開はしません。
(ネタバレサイトもありますし)
ですが1曲目にあの曲を持ってきたことや
あの曲やこの曲が構成されていること。
ところどころでのMCでの桜井さんのことばから
感じるメッセージ。
それらを受け取り自分と重ねたり。
そしてまだ明るかった時間から
日が沈んで夜へと変化していく空。
その中で奏でられる音楽と
アリーナからスタンドまで
ぎっしり詰まった7万人の手拍子と拍手。
私の席はバックスタンド1階の
ステージサイドの座席だったのですが、
開演前は西日が直撃するものの、
アリーナからスタンドに広がっていく
人の様子が一望できて圧倒されながらも
会場が一体となるこの雰囲気が
良いんだよなと思っていました。
最高の時は、次の最高でしか上書きできない。
改めてそれを感じましたし、
私にとっては10回目になった
ミスチルのライブ参戦でしたが、
それまでの9回ともまた違った形での
最高を更新したひと時だったと思っています。

また会えるときまで、生きる
前回、福岡で参戦した2019年の平成最後のライブ。
そこからの世の中の激動。
この2~3年は世界的にも個人的にも
しんどいことや辛いこと、
悲しいことも多い時期でした。
彼らに会うことができる日は
もう来ないのではないかと
思わされることもありました。
桜井さんがMCで話された
「どんなものにもきっと終わりがある」
「ずっと続くことを願って」
「もう二度と途切れないように」
終わりがあることを知りながらも
それでも続け、つないでいこうとする想い。
こうして30周年で実現できたことに
想いを形にする力を感じました。
そこに立ち会い、再会できたこと。
本当に本当にうれしく思います。
抗うことのできない現実を生きながらも、
ミスチルのライブに参戦することで、
また彼らに再会できるときまで、
どんなことがあっても自分の場所で
前を向き、日々を積み重ねていこうという
気持ちにさせてくれます。
30周年を迎え、半世紀=50年への入り口を
宣言したその力強さ。
私もまた、生きる力をもらえたように思います。
繰り返しになりますが、
10代の頃から30年近く聴き、
私の人生の構成要素になっている彼らの音楽。
そしてライブに参戦することは
生きるモチベーションのひとつであり、
いわば生存確認でもあるように思います。
「また、ここに来られてよかった」
「この日まで生きて来られてよかった」と。
Mr.Childrenの音楽は、私の人生の原体験。
30周年、おめでとう。
そして、再会の場を提供してくれてありがとう。
私も自分の人生があり、
日々たくさんの現実を生きています。
そこで何が起こるか、いつ終わりが来るかは
わからないし抗うこともできません。
それでもまた次に彼らに会える
その日まで、その日を楽しみに、
「強く、逞しく、やさしく、楽しく」
生きていきます。