平尾丈さんの
『起業家の思考法 「別解力」で圧倒的成果を生む問題発見・解決・実践の技法』
を読みました。

朝活コミュニティの朝渋で
書籍の著者を招いたトークイベントが
月4回程度開催されており、
私もイベントは本を知り読書する
きっかけとして活用しています。
3月30日のイベントに著者の平尾丈さんが
登壇されるとのことで、
その登壇を前に予読しました。
登壇されるイベントはこちら

圧倒的な成果を生む「別解力」
正解のない時代。
そういわれることも多く、
過去の成功事例をそのまま真似しても
同じように再現されることが
ほとんどないことも珍しくありません。
そんな現代において必要なのは
「自分らしく」「優秀で」「別の」やり方。
「他の人ではたどり着けない、
自分の頭で考え答えをだす力=別解力」であると。
本書は圧倒的な成果を生む「別解力」を中心に
発見力や失敗力などの5つの力を
著者のエピソードや習慣と共に、
思考法を伝えた一冊です。
本書の章構成
はじめに
第1章 正解がない時代に圧倒的成果を出す「起業家の思考法」
第2章 発見力 問題を設定し、解くべき問題を発見する
第3章 別解力 「自分らしく」「優秀な」「別の」やり方を組み合わせる
第4章 実現力 別解を連鎖させて圧倒的な成果を生む
第5章 失敗力 挫折や失敗を成功の糧とする
第6章 成長力 ビジネスパーソンとしての基盤を強固にする
読書中のツイート
大事だけどとらわれ過ぎずに
「別解力とは、自分で問題や課題を発見し、
その答えのない問いに対して
自分の持っている知識や経験を活用して、
自分なりの答え(=別解)を見出していく力」
上記は本文を一部引用したものですが、
ある物事に対して自分なりの視点や
感じたところを基点にして
問いを投げかけたり考えたりしたうえで
自分の見解として答えを出していく。
自分事として向き合う、とも言えるのかなと
私は読書していく中で考えました。
そうした「別解力」は
たしかに現代やこれからを
生きていくにあたっては
とても大事な力であることは
まちがいないと思います。
一方で「別解」ということばを
形式ばってとらわれにしすぎないのも
また大事なのではないかと私は思いました。
別解ということばではありますが、
すべてを丸ごと新しくして
ゼロからつくらなければ
いけないものではありません。
本書にも書かれていた
「変える」「探す」「考える」。
さらにどこを、どれだけ、どう…などの観点で
少しずつ様々な角度からのアプローチをし、
日常の中でいろいろな物事を
多様な視点で見て、問う。
そうするだけでも、たくさんの
“別解”が出てくるのではないでしょうか。
そう考えると、仕事に限らず日常生活もまた
別解力のトレーニングの場といえますよね。
3月30日、朝渋のイベントで
お話を聴けるのを、楽しみにしております。