自分らしく決める人生。寄り道もまた、価値観を知る機会。読書メモ433-『北欧こじらせ日記』

読書

週末北欧部Chikaさんの
『北欧こじらせ日記』を読みました。

北欧こじらせ日記・週末北欧部chika (著) - 世界文化社グループ|書籍・ムック

北欧への愛を、自分の夢の道に

8歳のときに英会話スクールで
サンタさんに手紙を書いたことをきっかけに
フィンランドと出会い、
そして北欧の魅力にとりつかれていった
著者のChikaさん。

大学生の時にはじめて北欧を訪れ
そしてたびたび訪問して
さまざまな北欧での生活やできごとを
経験して味わい12年以上に。

そのたびに北欧への好きが確かなものになり、
移住のために会社員生活のかたわら
寿司職人を目指すべく修業の道へ。

「とりあえずやってみる」
そんなモットーを持つ著者が
北欧好きをこじらせたこじらせライフを、
北欧への愛を語ったコミックエッセイです。

本書の章構成

第1章 はじめてのフィンランド
第2章 北欧こじらせキャリア
第3章 週末北欧部
第4章 フィンランドに恋をして

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自分らしく決めていい。そのための機会をもっと

北欧が、フィンランドが好きすぎて
さまざまな経験をしてその魅力に
とりつかれていった著者。

北欧の人々や文化、習慣などについては
もちろん本書に書かれており
その魅力と著者の愛が伝わってきます。

ですがそれだけでなく、
ご自身の会社員としての経験や
フィンランドに移住し生きていくために、
寿司職人の修業の道を選んだことまでが書かれ、
「自分なりの生き方を見つけ、進んでいく」
そんな生き方の一冊でもあるように
私は読んでいて感じました。

「誰かのモノサシではなく自分らしく決めていい」

本書の終わりに書かれていた一文。
ものすごく大事なことであり、
私もいつもそう思っています。

その一方で、自分らしく決めるための
自分の価値観がわからず、
知る機会もないまま大人になって
この社会に放り出されてしまう。

日本で画一的な教育を受けて経験も多くはなく、
自分のこともわからないまま
この社会で生きている。
そんな人が多いのではないかなとも思っています。

8歳の時、英会話スクールで
サンタさんに手紙を書いた経験。
気になる分野をとにかく試してみた経験。
それらの経験を通じて試す、知る。
知ったことが「選べる選択肢」の
ひとつになっていく。

そうして選択肢を増やしていくことが
何が好き、とかやりたい、とか。
自分の価値観を知ることにも
つながっていくのだと思います。

著者も自分だけの道を見つけるために
多くの寄り道をした、と語ります。

自分の価値観を知り、どう生きるかを考える。
そのための時間や機会が
現代を慌ただしく生きる私たちには
もっと必要なのではないかと
本書の読書を通じて思ったのでした。

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