チャールズ・M・シュルツさん著
枡野俊明さん監修
谷川俊太郎さん翻訳で書かれた
『心をととのえるスヌーピー 悩みが消えていく禅の言葉』
を読みました。
心をととのえるスヌーピー チャールズ・M・シュルツ、谷川俊太郎/訳、枡野俊明/監修 | ノンフィクション、学芸 | 光文社
実は、スヌーピーは「読む坐禅」
スヌーピーと禅
スヌーピーなど個性的なキャラクターが
多く登場するピーナッツコミック。
実は名言も多く哲学的であり、
禅の考え方に通じているものも
多くあります。
余白、モノクロ。
そこに谷川俊太郎さんの翻訳が加わり、
禅の心が感じられる一冊です。
本書の章構成
はじめに
Part1 スヌーピーと読む禅
Part2 無言で語る禅
Part3 禅の心を持つピーナッツキャラクターたち
読書中のツイート
自分の心に戻る、自分のペースで
私も幼少期からその作品に触れて
楽しんできたピーナッツ作品。
大人になった今、改めて本書を
読んで触れたことによって、
そのことばのひとつひとつの
意味を感じました。
現代の世の中を生きていく中では
周りを見たり、さまざまな圧力を感じて
心からは落ち着きが奪われ
ざわつきそうになってしまいます。
ですが結局は人は人、自分は自分。
誰とも比較せず、周りからも流されずに
自分の心に正直に自分のペースとやり方で。
いま自分ができることをひとつずつ
丁寧にやっていくだけなのですよね。
日常の中で、不安定になってしまっている
自分の心を定位置に取り戻す。
そんなスヌーピーと仲間たちの言葉であり、
こういう形で名作に触れるのも楽しいと
読んでいく中で思ったのでした。