小さな力でも、小さな想いでも。私は私でできることをやり続ける。そんな手段としての献血。

雑記

2017年から定期的に行っている献血。

今月の3連休に、2022年3回目
通算16回目の献血をしました。

きっかけは一冊の本から

きっかけは2017年に『未来の年表』を読み、
輸血用血液の不足による医療の崩壊について
目にしたことでした。

『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』(河合 雅司):講談社現代新書 製品詳細 講談社BOOK倶楽部
日本が人口減少社会にあることは「常識」。だが、その実態を正確に知る人はどのくらいいるだろうか? 第1部では「人口減少カレンダー」とし、2017年から2065年頃まで、いったい何が起こるのかを、時系列に沿って、かつ体系的に示した。第2部では、第1部で取り上げた問題への対策を「10の処方箋」として、なるべく具体的に提示した...

医療の崩壊危機を、命を救いたい思いで献血を

もし私が献血することで
少しでもこの医療の崩壊危機や
救える命があるのならばと思い、
それ以来、献血を定期的にしています。

ここ最近は、新型コロナウイルスの影響で
オフィスビル前などでの
献血会場の設営もままならず、
医療用の血液がいつも以上に
不足しているとのこと。

2020年は5回で年間上限の1,200mlの献血。
2021年も4回の献血をしました。

はじめての献血ルームでみつけた空き枠に

最近は成分献血をすることが多く
前回献血から2週間でできるため、
2022年1月は1ヶ月で2回の献血をしました。

今回も前回献血から2週間経ったタイミングでの
成分献血で、血漿の献血。

・献血ルームで受付
・タブレットを使用した質問への回答
・医師による問診と血圧測定
・採血し、ヘモグロビンなどの測定/血液型事前判定

を経て献血し1時間程度で全工程を完了。

はじめての献血ルームで
たまたまその日に空き枠があったことと
このルームがある沿線の別の場所での
予定と合わせてそこにすべり込みました。

soarさんの記事をきっかけにご縁、友寄蓮さんからのメッセージ

2019年4月に献血した日にsoarさんの記事を読み、
記事を読んだことをきっかけに知り合い、
ご縁をいただいたタレント・友寄蓮さん。

蓮さんは16歳で白血病にかかり、
1年4ヶ月の闘病生活を経験しました。

詳細については、記事を読んでいただければと
思いますが、苦しい経験をしながらも
今は元気に明るく生きていること、
そして闘病生活の際の輸血を通して知った
献血の必要性と人のあたたかさについて
書かれています。

こちらでも献血が救う命について
ご自身の経験を語られています。

献血はいのちを救う贈り物、できることをやり続ける

soarさんの記事でも響いた
“患者にとって、献血はいのちを救う贈り物。”

患者さんに輸血や施術などで
使用するための血液。
これは献血した血液から充当されます。

つまり、献血するということは
その血液で誰かへの輸血などに充てられ、
長い目で見れば人の命を救う行為なのです。

私が今まで献血した血液も、
誰かの命を少しでも救っているのかもしれない。
そう思うと、胸を熱くするものがあります。

私1人の血液では小さな力かもしれません。
私1人の想いなど、ないに等しいような
小さなものかもしれません。

それでも、この献血した血液で
誰かの命が救えるのであれば。
『未来の年表』で読んだような「医療の崩壊」を
少しでも回避し、危機を救えるのであれば。

そして、自分の献血の体験談を共有しつつ、
今まで献血したことのない人が
「ちょっとやってみようかな」という
気持ちになってもらえたら。

地道なことですがそんな思いで、
これからも定期的に献血を続けます。

成分献血は2週間後から次の献血ができるので、
2月12日に献血した私は2月26日から可能。
次はいつにしようか、予定を見ながら
考えているところです。

ひとりの力は小さなものでも
少しでも誰かの力になれれば。

これからもこの思いを持ち続け、
できることをやり続けます。

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