決まった答えなんてない。自分の好きなように本を、気楽に読書を楽しもう!『自分の頭で考える読書』#朝渋読書

イベント

朝活コミュニティ、朝渋では
書籍の著者を招いたトークイベントが
月4回程度開催されています。

今日2月9日の朝に開催されたのは
『自分の頭で考える読書』

朝渋Vol.217/自分の頭で考える読書(ゲスト・荒木博行さん)#朝渋 #朝活
おはようございます!朝渋代表の5時こーじです。本を読むとき、「読んで終わり!」になっていませんか? 最高の学びツールである読書。本イベント参加者の皆さんは、すでに読書習慣をお持ちか... powered by Peatix : More t...

本の楽しみと学びを共有するマスター、荒木博行さん

今回のゲストは、荒木博行さん。

朝渋のイベントには
2020年9月30日以来の登壇。

本の要約サイト「flier」での
アドバイザー兼エバンジェリストや
Voicyチャンネル「荒木博行のbook cafe」の
マスターとして「本の人」として活躍。

「本」という学びのツールを楽しみ、
自分の成長につなげていくヒントを
まとめた一冊である新刊
『自分の頭で考える読書』
1月28日に出版しました。

自分の頭で考える読書
変化の時代、本は未知なる道を切り拓く最高の学びのツールとなる。Voicy「荒木博行のbook cafe」マスター、フライヤーのエバンジェリストでもある著者が、消費するだけの読書から抜け出し、「本とどう付き合っていくか」を一緒に考える

新刊を題材に、思考を進化・深化させて
自分の中に「問い」を育てる
「自分の頭で考える読書」について
お話しいただきました。

自分なりに本の世界を、気楽に読書を楽しもう

多くの本を読み、その内容を
そのまま受け入れて実践しようと
一生懸命がんばる。

そうした「他人の頭で考える読書」を
してしまっている人が多いことに対して
警句をならし、「自分の頭で考える」ことの
大切さを伝えようと本書のタイトルに
『自分の頭で考える読書』をつけた荒木さん。

とはいえ形式ばった堅苦しいものではなく、
自分なりに本を、気楽に読書を楽しもう!

そんなメッセージを込めた新刊とのことで、
イベント全体を通して伝えてくださったように
私は思いました。

読書の「べき論」を捨てよう

読書について、よくあるのが

「長い活字を読まなければならない」
「読んだ内容を役立てなくてはならない」
「こういう読み方をしなくてはならない」
「読んだ内容を人に説明できなければならない」
「何冊読まなければ!」

など、さまざまな「~ねばならない」に
しばられたいわゆる「べき論」。

書籍の中にもさまざまな「病」として
紹介されているものがありますが、
それらひとつひとつを見ると
そうした「べき論」が背景にあって、
つながっているのではないでしょうか。

読書に、正しい間違いはありませんし
ましてや人の読書のやり方に優劣はなく
誰かから批判される筋合いもないってものです。

自分が楽しく本を読み、楽しむ。
それでいいんです。
読書って、結局は趣味じゃないですか。

余白を、モヤモヤを楽しもう

「余白」があって、圧は強くない。
思考ができ、妄想を挟む余地があると
本という媒体について語った荒木さん。

余白があるからこそ、
読み手が思考をめぐらせて
考えることができる。

一方で、この余白があるからこそ
モヤモヤするということもあるでしょう。

このモヤモヤする=モヤること。
そしてそこから問いを持ち
自分で考えて自分の答えを試すことこそ
インスタントな答えではない価値がある、と。

最後の「今日から行動できること」でも
モヤモヤを抱えて問いを持つことの
大切さをお話していただきました。

読書もそうですし日々の物事においても
誰かから与えられた一つの答えを
無批判に受け入れてしまうのではなく、
自分で問いを持ち、自分で考えてみる。

そこで抱えたモヤモヤこそ
自分なりのより良い答えのきっかけに
つながっていくのですよね。

私も、長いこと続けている
毎日の読書の習慣の中で
自分なりの読書のしかたを確立して
本の世界を楽しむことができているので
このやり方に自信を持ちつつ、
「楽しい」をベースに試行錯誤を続けます。

荒木博行さん、ありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました