自分の気持ちに正直に、納得する「ありかた」を。それを彩る、日々の食。映画メモ105-『劇場版 きのう何食べた?』

映画

映画『劇場版 きのう何食べた?』
を鑑賞しました。

個人的に、2021年ラストの映画鑑賞であり、
2013年10月からルーティンとなった
毎月1本以上の映画鑑賞は
連続99ヶ月目になりました。

日々の食を通じて描かれるくらし

よしながふみさんの漫画を原作に、
男性どうしの同性カップルのくらしを
日々の食を通じて描かれた作品。

2019年にはテレビ東京で
テレビドラマとして放送されて
深夜ドラマとしては異例の高視聴率を記録。

料理上手で倹約化の弁護士と恋人の美容師、
そして彼らの周りの人たちとの人間関係や
日常の中で起こるさまざまな騒動などを
日々欠かせない「食」を通じて描かれています。

正解はない、自分が納得するありかたを

作品の主役のひとつでもあると私は解釈した
劇中に登場するさまざまな料理と、
それをともにする場面が
終始ほっこりほんわかと物語を形作ります。

それと同時にひとりひとりの「ありかた」を
考える作品だったかな、と。

多様性が呼びかけられる世の中ではあるものの、
まだまだ少数派である同性カップル。
家族や親戚との関係。

さまざまなことが自分の周りに起こったり、
周りの人の声に取り巻かれながらも、
他人を思いながら自分の気持ちにも
嘘をつかずに生きていく。

生き方も人間関係も、多数派と同じだと
安心はするのかもしれませんが、
決してそれも絶対の正解ではないのですよね。

終盤にシロさんが肉団子を実家で作るシーンで
お母さんが言った「自分の家族を大事にしなさい」
の言葉がとても印象に残りました。

自分の気持ちを大切に、
自分が大切に思う人を大切にして
自分が納得する「ありかた」で生きていければ
それが自分にとってはいい人生なのですよね。

そしてそんなありかたを彩り、
大切に思う人と共有する食のすばらしさを
本作を鑑賞し、改めて思ったのでした。

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