はじめての新国立競技場で、終盤の激しいゲーム展開にしびれる。これぞ決勝戦という天皇杯の頂点をめぐる戦い。

サッカー

東京オリンピック・パラリンピックで
オリンピックスタジアムとなった国立競技場で
12月19日に行われたサッカー天皇杯の
決勝戦を現地観戦した。

少し経ってしまったけど、
振り返ってみたいと思う。

全90チームの頂点を決める一戦

このサッカー天皇杯は、
サッカーのプロアマ全90チームが
一発勝負のトーナメント形式で戦い
頂点を決める大会。

1921年の第1回大会から100年の歴史を持ち
今回で第101回目の開催となり、
この試合がその覇者を決める決勝戦に。

浦和レッズvs大分トリニータ

今回の決勝戦となった2チームは
浦和レッズと大分トリニータ。

ここ最近の天皇杯はサッカーシーズンの
ラストを締めくくる形で開催されるので
そのシーズンの体制のラストに
なることも多い。

浦和レッズは阿部勇樹選手が
今シーズン限りでの引退を表明し、
槙野、宇賀神の退団が発表されている。

大分トリニータも2016年から指揮を執り
J3リーグからJ1リーグまで押し上げ、
今年は4チームが降格する厳しいJ1で
18位に終わりJ2降格となったものの
チームとしての力を底上げした片野坂監督が
今シーズン限りで退任。
大分は準決勝ではPK戦で今シーズンの
J1王者の川崎フロンターレを破っている。

今シーズンのラストで栄冠を
勝ち取りたい両者の士気高い一戦となった。

浦和が早い時間で先制し、主導権

浦和ボールでキックオフされた試合は
早い時間でスコアが動く。

6分、関根のパスを受けた江坂が
中央から放ったシュートが決まり、先制点は浦和。

この早い時間での先制点で
浦和がゲームの主導権を握る。

ただ、大分も細かくパスをつなぎ
相手陣内に攻め込もうと攻撃を試みる。

両者の守備陣が集中して守り、
それを崩そうと攻略を試みる攻撃陣。
シュートシーンは少ないものの、
緊張感のある戦いが続く。

浦和もゲームの主導権こそ持つものの、
追加点を奪うまでにはいたらず
1-0のまま試合を折り返す。

大分、終盤に追いつく

後半、1点を追う大分は
攻撃を仕掛ける時間が増える。

前半から見られたように
細かくパスをつないで
相手陣内に攻め込む。

ただ、この天皇杯では無失点を続けていた
浦和の守りも堅くシュートシーンまではいたらず
スコアは動かないまま。

大分が攻めながらも
このまま1-0のまま終わるのかと思われた90分。

下田が上げたクロスに
ゴール前でペレイラが頭で合わせると
これが決まり、大分が追いつく。

このまま延長には…ならなかった

浦和の守りを終了間際にこじ開けた大分。
この展開で延長突入…とはならないのがこの試合。

提示された5分のアディショナルタイムのうち
3分に差し掛かったころ、
浦和がコーナーキックを獲得。

このコーナーキックからのクロスを
一度は大分がクリアするも
柴戸がボレーシュートを放ち、
ゴール前にいた槙野が頭でコースを変えて
ゴールが決まり、浦和が勝ち越し。

この劇的なゴールが決勝点となり、
浦和が2-1で勝利して天皇杯優勝を決めた。

也真人、攻守の軸に

私はJリーグではジェフユナイテッド市原・千葉を
応援しており、この試合に関しては
フラットな目線で楽しもうと観戦していた。

ただ、ジェフに在籍していたことのある
選手のことは移籍しても気になるものであり、
大分の町田也真人選手や高木駿選手を
中心に見ていた。

也真人選手はMFのポジションでありながらも
今シーズンはチームトップの8得点。
攻守の軸として躍動する姿は
大分でさらに磨きがかかっていたのを
この決勝戦を見ても感じるものがあった。

也真人選手は早くも来シーズンの
大分との契約更新を済ませており、
来シーズンのJ2リーグでの大分との戦い、
也真人選手との対戦は怖くもあるが
楽しみでもある。

はじめての新国立競技場、観やすいが…

この天皇杯決勝が個人的に
はじめての新国立競技場での
試合観戦となった私。
これで、サッカー観戦では通算53会場目
(旧国立とは別個とした)となった。

SNSなどではさまざまな情報が流れていたが、
自分の体感を得るまではフラットな目線で
考えており意見は差し控えていた。

実際にはじめて観戦してみたから
現場を体感したからこその
気づきがあった。

私が観戦した座席はバックスタンド。
3層構成の3層、上層スタンドで観戦した。

陸上トラックがあるスタジアムなので
私の経験上、上層階のほうが
全体を俯瞰して観られるので観やすい
感覚を持っていたが、その通りで
選手たちは粒のように小さくも
プレーは観やすかった。

問題は、居住性だったかと思う。
スタンドがほとんど客席で
座席は前後が狭い。
また、座席の多い列では1列30席ぐらいある。

この試合は100%収容で運用していたので
隣の座席にも人がおり、
列の真ん中に近い座席であれば
多くの人に一声かけて配慮してもらいながら
通行する必要があった。

私は通路側の座席を選んで購入したが、
自分の出入りには問題なかったものの
人の通行がストレスになった。

また、スタンド内の通路は縦にしかなく
最寄りの通路から最短で座席に行く
導線が引かれていた。

自分の座席を把握できずに
迷子になっていた人が多く、
スタンド内での移動には難があると感じた。

実際に現地に行ってみて
行く前の期待感は高かったが
居住性はあまり高くないかな、と。

つくられたのがコロナ禍の前だったこともあり、
「詰める」発想の印象を持ったこのスタジアム。

コロナ禍でスタジアムにいる時間の快適性など
より居住性を重視するようになって
求めるものが変わった今。
これから、どう運用していくのだろうか。

早くも聞こえる来シーズンの足音

サッカーシーズンの終わりとして
開催されている天皇杯。

例年は翌年の元旦だけれど
今回は年末の開催。

そんな天皇杯の決勝の決着がつき
2021年のサッカーシーズンが終わったものの
Jリーグでは先日、2022年のスケジュールが出て
今日12月24日には各クラブのホーム開幕戦の
カードが発表されるとのこと。

天皇杯は終わったけど、
次のシーズンもあっというまだ。

そんなあっというまにやってくる
次のシーズンも全力で楽しむために
私もこの短いオフでの準備を
しっかりとしていこうと思う。

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