すぐに一方的に答えを出さない。役割にとらわれずひとりの人として問いを交え、一緒に丁寧に考えていく。『世界最高のコーチ』#朝渋読書

イベント

朝活コミュニティ、朝渋では
書籍の著者を招いたトークイベントが
月2~4回程度開催されています。

今日12月22日の朝に開催されたのは
『世界最高のコーチ』

【参加無料】朝渋Vol.212/世界最高のコーチ(ゲスト:ピョートル・フェリクス・グジバチさん)#朝渋 #朝活
※当日は7:30-9... powered by Peatix : More than a ticket.

1年ぶりの登壇、ピョートルさん

今回のゲストは、ピョートル・フェリクス・グジバチさん。

朝渋のイベントでは前回登壇が2020年12月16日。
今年も12月に、1年ぶりの登壇。

独自の世界観を持ち、多種多様な分野で
活躍されているピョートルさん。

「人生は有限である」
「何を残していくか」のメッセージを
『NEW ELETE』や『CREATE WORK』などの
出版された15冊の書籍で伝えられています。

12月20日に出版された新刊
『世界最高のコーチ』
2018年に出版し3万部を突破した
『世界最高のチーム』の第2弾。

世界最高のコーチ
ロングセラー『世界最高のチーム』の第2弾。グーグルやモルガン・スタンレーなどで活躍した人材育成のプロがチーム・コーチングのノウハウを解説。的確な「問いかけ」と「フィードバック(働きかけ)」があれば、…

優れたマネージャーの条件の1つである
「良いコーチである」ことについて
ご自身の経験も踏まえて解説した一冊。

イベントでは本書をベースに、
最高のチームをつくるための
「チームの成果を導く対話のしくみ」に
ついてお話しいただきました。

マネジメントは役割

組織で働くことをはじめ
チームの形態をとって行うことが多いのが仕事。

チームは、ある目的に沿って作られ、
メンバー一人ひとりの持つ能力を合わせて
集合知を最大化し、成果につなげます。

ここでのマネジメントとは
チームメンバーのサポートをし
持っている能力を発揮できる状態を
提供することであり、
管理職や本社部門の仕事となります。

問題、ミス。感情やバイアスが難しくする

ただ、それを難しくするのが
人間の持っている感情であり認知バイアス。

たとえば誰かがミスを起こしたとき。
人間であればミスを起こすことはよくあること。
もちろん、ミスという結果については
改善していく必要があるものです。

ですが、その中でミスをした人の人格までは
否定してはいけないもの。

一時の感情や偏った見方だけで判断し
ここを混同してしまうと事故になり、
チームの人間関係が悪くなって
場合によっては致命傷にも。

また、問題にもいろいろなものがあり
それらが無秩序に絡み合って起こります。

・テクニカルなもの(明らかな問題、込み入った問題)
・アダプティブなもの(複雑な問題、混沌とした問題)

ただ、これもそのこと自体が問題とは限らず、
問題と認識する私たちの問題でもあると。

人の心理信念や価値観は異なり、
問題と認識していることも自らの
バイアスを通しているということなのでしょう。

判断基準が異なる中で向き合っていく問題。
その対処や解決は、簡単ではないのですね。

「どうしたらいいですか?」問題との向き合い

私は自分の仕事では管理職ではないものの、
現場部門ではなくいわゆる本社部門での
仕事をしており、管理系の業務ともいえます。

現場部門から手続きについての
相談を受けることもよくあるのですが、
よくあるのがわからないことに対し
「どうしたらいいですか?」という質問。

質問した側は悩んでいる。
考える時間もなく、先に進めたい。
わからないからすぐに答えが欲しい。

そんな思いで答えを求めます。
ただここでインスタントな答えを
言ってしまっては直近のことは解決しても
長期的にはよくないこと。

質問した側にとっては何も得るものはなく
もし言った答えで不本意な結果となれば
「〇〇が言ったから」と責任も丸投げで
トラブルにもなりかねません。

私はこういうときに
「では、あなたはどう考えますか?」
「どういう状態にしていきたいですか?」
(大抵はわからないです、だから教えてくださいと返されますが…)
と問い返すのですが、
トークセッションで話された
「10分考えてから~」も試してみようと思います。

インスタントな答えを返さない。
一見冷たく思われるでしょうが、
長期で考えればその方が相手にはプラス。
そう思いを込めて、やっていきたいものです。

「〇〇だから」ではなく、人として丁寧に対話を

ところで、最近よく聞く「コーチング」。

最近はSNSで発信する個人の方も多いので
よくわからない初見の方から
「コーチングやってます。
もしよかったら、私をコーチにして
コーチング受けてみませんか?」という
営業DMが送られてくるほど。
(これは、逆効果ですけど。笑)

ですが実は形式ばったものではなく
先述の「どうしたらいいですか?」問題を
丁寧に答えを一緒に考えていくことも
コーチングなのだとのこと。

コーチングでほんとうに大切なのは
手法やスキルではなく、
あり方でありマインドセット。

相手をそれぞれ違った背景を持つ
ひとりの人として見て接し、
すぐに答えを出してしまうのではなく
問いかけをしながら丁寧に考えて導く。

私は経理職の人ですが、
経理としてではなく(知見や原則は従いますが)
私個人として接することを心がけていますし、
これからもそうしていきたいと
今回、ピョートルさんのお話を聴いて
改めて思ったのでした。

役割の前に、そもそも一人の人間ですものね。
そこを忘れずに、日々起こることに
向き合っていきたいものです。

朝渋のイベントは今回が2021年ラスト。
今年のラストに、密度の濃い90分間の
学びの時間でした。

ピョートルさん、ありがとうございました。

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