映画『聖者たちの食卓』を鑑賞しました。
緊急事態宣言を受けて映画館が休館となる中、
4月にアップリンク・クラウドでの
3ヶ月見放題プランを購入。
その中に含まれる作品の1本。
「聖なるキッチン」の裏側を淡々と
インドの寺院で500年以上続いている伝統で、
巡礼者らに毎日10万食分のカレーを提供する
ハリマンディル・サーヒブ(黄金寺院)。
宗教や人種などの属性に関係なく、
誰もが平等にお腹を満たせる「聖なるキッチン」
その裏側を、淡々と伝える1本です。
素晴らしい取り組み、その裏側を支える人たちの尊さ
セリフなどはなく、
淡々と伝えられる1時間ほどの本作。
そこには、素晴らしい取り組みの中にも、
それを支える人たちの姿が
しっかりと映し出され、
そのありがたみ、尊さを感じます。
準備、調理、食事、片付けに至る一連の過程。
誰もが平等にお腹を満たし、
みんなで団らんができる。
その裏にいる、それを支える人たちの存在と
プロセスの尊さ。
ついつい、光の当たる所ばかりに
目が向きがちだけど、
裏側の人たちの存在を忘れてはいけない。
そう思わせてくれる1本でした。