人生の主導権、価値観を守って自分を生きるために。会社との向き合い方を知る。読書メモ408-『この会社ムリと思いながら辞められないあなたへ』

読書

井上智介さんの
『この会社ムリと思いながら辞められないあなたへ』
を読みました。

この会社ムリと思いながら辞められないあなたへ|WAVE出版
転職先が決まっていない・収入がなくなる・自分がダメだから……としがみついても、会社はあなたを助けてくれない!精神科医で産業医の先生が、会社に潰されない方法を伝授!会社のことを考えるといつも憂鬱。毎日まっくらな気持ちで仕事をしている。で...

私もよく参加している
オンライン学習サービスのSchooで
著者の井上智介さんの授業があって知り、
また書籍のタイトルのインパクトで
購入して読書した一冊。

「この会社ムリ」の気持ちを受け入れ、ココロとカラダを守る

生きる、そして社会に参加する。
そのための、人生の大きな部分を
占めることも多い「働く」ということ。

そしてその「働く」の拠点となる
集団としての「会社」。

ですが、この「会社」で生き生きと働けずに
「この会社ムリ」という気持ちを抱えたまま
暗い気持ちで働いている人も多くいる。
そんな現実があります。

本書は、著者の井上智介さんが
産業医であり精神科医として
精神的なケアを行ってきた経験などから、
まずは「この会社ムリ」という気持ちを受け入れ、
自分のココロとカラダを守る方法を
段階的に説明した一冊となっています。

本書の章構成

はじめに
1章 あなたが苦しいのは「もう限界」まで頑張っているから
2章 「心の危険サインだ」と思ったときの対処法
3章 「体の危険サインだ」と思ったときの対処法
4章 「でも辞められない」思い込みから解放された人たち
5章 「もう頑張れない」人の休み方
6章 「この会社ムリだから辞める! 」ときに知っておきたいこと
おわりに

読書中のツイート

こんな向き合い方もある。それを知るだけでも

会社で働くのがしんどい。

だけど、せっかく入った会社だから。
やめたら、ダメな人だと思われる。
今やめても、転職先がみつからない。

そんなことを思って、苦しみながら
働いている人も多い昨今。

「働き方改革」やSDGsなどが提唱されても
こうした働くことへの悩みは
つきることがありません。

だからといって、しがみついても、
会社が助けてくれることはなく、
状況は緩急あれど悪化していくのは確か。

そこで問題になるのが、会社と自分を
上下で考えてしまっていることかな、と。

本来、ひとも会社もそれぞれに
大切にする価値観があって、
そこに上下があるものではありません。
よって、個人が大切にするものに
会社が土足で踏み込んではいけないはずです。

会社と自分を上下で考えてしまうことで
会社や上司の言動によるラインオーバーを
許してしまう、ということですね。

実は私も、現在働いている会社とは
胸を張れるほどいい関係とは
言えないと自覚しています。

ですが、会社との距離感はしっかりと取って
フラットな目線で見て向き合うようにしていて、
「やめる」というカードを選択肢のひとつとして
持っているようにしています。
他の人と同じ土俵で競争することや
競争に勝って得るものに価値を感じていないので、
そこからも降りていますし。

だからこそ、自分なりの立ち位置で
やれているんじゃないかな、と思っています。

タイトルにインパクトがあり、
段階的にわかりやすく書かれて
説明されているので、
会社でしんどく働いている人が
ワラにもすがる思いで「辞め方」を知るのに
読んでも得るものはあります。

また、辞めるまではいかなくても、
会社との向き合い方を自分で決める。
そのヒントを得るために
読んでもいいと思います。
実際、私もそういうスタンスでした。

向き合い方を自分で決めることで、
自分の人生の主導権も取り戻せますからね。
自分の人生に主導権を持てれば、
他の人の人生の主導権も尊重できて
価値観も大切にしていけるはずです。

会社に限らず、人間関係が絡むもの全般に
利用できる一冊だと思います。

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