近年、ふるさと納税の話題が増え、
その注目度が増しているように思います。
今日のブログ記事は、
そのふるさと納税について。
魅力的な返礼品で、地域の魅力再発見
ふるさと納税の魅力といえば、
それぞれの地域が誇る
特産品による返礼品。
地域の魅力を改めて知る
機会にもなりますよね。
税金の控除・還付がある!
そして、ふるさと納税は
所得税の還付や住民税の控除が
受けられることも、魅力。
確定申告すると、その年の所得税からの還付、
翌年度の個人住民税からの控除が
それぞれ受けられます。
基本的には所得税、個人住民税とも
2,000円を超える部分が還付や
控除対象となりますが、
寄付をする人の収入や家族構成に応じて
その額が変わります。
正確には、税金の先払いにはなりますが、
税金を納める地域を自分で選べるのは
メリットだと思います。
宮城県丸森町に納税
私の2021年のふるさと納税。
これまでの
・熊本県熊本市
・新潟県魚沼市
・島根県雲南市
に続いての4自治体めは、宮城県丸森町へ。
ふるさと納税の返礼品として
丸森お米のクラフトビールを
いただきました。
旨みと甘みが持ち味の
丸森町産コシヒカリを
副原料に用いたクラフトビールです。
納税金額は14,000円。
いただいたクラフトビールは
2本ずつ3種類。
丸森タンゴ
丸森ロケット
丸森ゴールド
ラベルは丸森町のシンボル「猫神」を
モチーフにデザイン。
飲みやすさを持ちながらも、
それぞれが独特の個性を持っているのを
飲んでみる過程で楽しみました。
スッキリさわやかな丸森タンゴ
濃厚でずっしりとした飲みごたえの丸森ロケット
ゆずのフルーティーさが際立つ丸森ゴールド
そんな感じでした。
震災、台風被害から立ち上がる
宮城県丸森町は東日本大震災では
直接の被害こそ少なかったものの、
福島県と隣接していることもあってか
人口減少が顕著な状態に。
そんな宮城県丸森町は2019年10月に、
令和元年東日本台風に襲われて
街や田んぼに甚大な被害が発生しました。
震災からは10年、台風からも2年がたちましたが、
完全な復旧・復興には
まだまだ多くの時間とお金が必要に。
私一人の力は小さなものですが、
この復興への想いが詰まったビールを
購入して飲むことによって
少しでも、力になれていたら
うれしいという思いです。
返礼品を貰うも貰わないも、それぞれの選択
ふるさと納税といえば、
その返礼品も魅力的なものが多いです。
一方で、被災地への支援を考えると、
単純に寄付のみで返礼品は
辞退すべきという声もあるのは事実です。
そんな中、私は返礼品をもらう選択をしました。
確かに、自治体の手間が増えたり、
けしからんという意見があるのも承知です。
ですが、その返礼品をもらい、
それをブログやSNSでシェアするのを通じて、
この地域にはこんな良いものがある。
それを知ってもらうことも
大事なことだと思うからです。
この件については、人それぞれの意見があり、
それぞれが尊重されるものだと思います。
災害が起こると、まずは直接的な復興に
お金や人手が必要になりますが、
その次に考えられるのが
観光や消費など経済への中期的な影響。
私が支援を行い、返礼品をもらって
それをシェアしているのは
そうした中期的な影響に目を向けてのもの。
こうして地域の魅力を知ってもらうことで、
少しでも力になれればと思って
ブログに記事を書いてシェアしていますし、
こうして美味しくいただくことで、
地域が誇る良いものを知ったり、
ちょっと訪問してみようかなと思ったりする。
そういうきっかけをつくることが
大事なことだと私は考えています。
地域支援の方法はいろいろとありますが、
ふるさと納税の活用も選択肢の1つとして
検討してみてはいかがでしょうか。