逆らえない未来の大きな流れ。過度に悲観せず、自分にできることをやるだけ。読書メモ400-『ひろゆきのシン・未来予測』

読書

ひろゆきさんこと西村博之さんの
『ひろゆきのシン・未来予測』
を読みました。

ひろゆきのシン・未来予測
【購入者限定特典】 特別動画つき! 「みんなでダメになる流れ」から “自分だけ”抜け出すために 知っておかなければいけないこと ・監視社会が人を「道徳化」させる ・結局、5Gとは何なのか? ・遺伝子編集が「超人類」を生む ・貧乏な若者と裕福...

私も参加している朝活コミュニティ、朝渋では
書籍の著者を招いたトークイベントが
月2~4回程度開催されています。

10月27日のイベントに著者のひろゆきさんが
登壇されるとのことで、
その登壇を前に予読しました。

登壇されるイベントはこちら

【参加無料】朝渋Vol.207/観察力×予測力(ゲスト:佐渡島庸平さん・ひろゆきさん)#朝渋 #朝活
佐渡島庸平さん×ひろゆきさん 豪華対談! 観察力と未来予測力。なぜ二人は他の人が見えないものを捉えることができるのか?先が読めない時代をどう生き抜くか。お二人にお伺いし... powered by Peatix : More than a ...

縮小する日本と、世界のこれから

少子高齢化が進み、人口が減少。
いくつかの国際的な指標でも後退して
最近では「安い」と揶揄されることが
多くなった日本。

メディアなども、そうした日本の
「縮小する」姿を悲観して伝えます。
たしかに、大きな流れとしての
事実はあります。

そんな中で、日本と世界はどうなっていくのか。
「みんなでダメになる流れ」から
抜け出すために知っておく必要のあることは何か、
をさまざまな角度からまとめた一冊です。

本書の章構成

  1. 「未来を考える」ための今の話
  2. テクノロジー
  3. 経済
  4. 仕事
  5. 生活
  6. コンテンツ

読書中のツイート

逆らえない大きな流れはたしか、悲観だけでなく何ができるか

日本の人口が減少し、
これからもその傾向が続く。
「日本」としての暗い未来。

そんな未来予測としては、
何年も前から言われているようなものと
本書もさほど変わりはないと思います。
なので、書かれている内容については
読んでいて驚きはありませんでした。

私は2017年に河合雅司さんの
『未来の年表』を読み、
それをきっかけに献血をはじめるなどの
小さな行動も起こしてきました。

本書でも基本的に書かれていることに
大きく変わりはないかなと思いましたが、
当時から4年がたって、変化の中で
既に現実化していることもあり、
その解像度については
高くなっているかな、と。

未来予測として書かれていることに
大きく変わりがないということは、
つまり、逆らえない大きな流れがある。
それはたしかなことだと思います。

メディアはそうした流れを
悲観するように伝えます。
ただ、国としての縮小と個人としての不幸は
必ずしもイコールではないはず。

また、技術の進化などで
良くなる未来も夢見がちですが、
果たして自分が関係するところに合い
活かすことができるのか。
現実的に考えることも必要です。

事実としての大きな流れや
起こっていることを正しく知る。
縮小という大きな流れのなかで
自分の人生まで預けない。

みんなで一緒に上を目指して
競争するだけが良いのではなく、
自分なりに納得して自分なりの生き方、
幸せに向かっていくことが大事なのかな、と。

国が、政府が、会社が。
なにかのせいにしても変わらないのですから、
そんな状況の中で自分ができることは
何かを考えて、小さくてもやり続ける。
結局は、そこにつきるのだと思います。

27日、朝渋のイベントで
お話を聴けるのを楽しみにしています。

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