その当たり前、見方を変えてもそうですか?「体験」して違う視点や立場を自分の中に持ち、考えたい。「いまさら聞けないダイバーシティ~朝渋D&I会議」

イベント

朝活コミュニティ、朝渋では
書籍の著者を招いたトークイベントが
月2~4回程度開催されており、
さまざまなゲストを迎えてきました。

今回、朝渋の新たなチャレンジとして
教養や社会問題を学ぶ大きなテーマを
掲げたイベントを展開。

その第1回目として今日10月3日の朝、
Ms.Engineerと共催した
「朝渋D&I会議」が開催されました。

【参加無料】朝渋×Ms.engineer/いまさら聞けないダイバーシティ 朝渋D&I会議 #01(ゲスト・竹下隆一郎さん)
おはようございます!朝渋代表の5時こーじです。朝渋イベントが累計200回を超え、新しいチャレンジをスタートすることになりました。その名も「朝渋D&I会議」。
最近よく耳にす... powered by Peatix : More than a ticket.

Ms.Engineerやまざきひとみさんとの共催、ゲストは竹下隆一郎さん

今回の新企画は、モデレーターに
エンジニアを目指す女性を応援し、
プログラミングブートキャンプを展開する
Ms.Engineerのやまざきひとみさんを
迎えての共同開催。

ゲストはPIVOTのチーフSDGsエディターを
務める、竹下隆一郎さん。

9月9日に出版された新刊
『SDGsがひらくビジネス新時代』と関連し
SDGsと、そのSDGsの17の目標のひとつである
ジェンダー平等、ジェンダーギャップについて
お話しいただきました。

筑摩書房 SDGsがひらくビジネス新時代 / 竹下 隆一郎 著
筑摩書房のウェブサイト。新刊案内、書籍検索、各種の連載エッセイ、主催イベントや文学賞の案内。

その「あたりまえ」誰もにとって、そうですか?

教養とは、あたりまえのことを
さかのぼって考えること。

イベント内の基調講演の後半で
そう仰っていた竹下さん。

世の中には、当たり前のこととして
刷り込まれて疑う余地もないものごとが
多々あります。
ですが、果たして本当にそうでしょうか?

そして、そこにはどこかに
「人為的なバイアス」があると。

私はこの話を聴いて日本のプロサッカー、
Jリーグの「地域密着」の理念を
あえて疑ってみたいと思います。
(Jリーグに対してケンカを売る意図の
発言ではないことを、あらかじめ申し添えます)

Jリーグでは地域密着の理念を掲げており、
各地域での活動にJリーグクラブがかかわるなど
地域への貢献も大きく、地域の方が
そのクラブを応援するということはあります。

ですが、それが行き過ぎてしまうと
「そのクラブは地元の人しか応援できない」
「地元のクラブを応援すべきだ」
という、いわばべき思考になってしまうことも。

この問題が表面化したのが、
コロナ禍における試合での
入場制限であると私は考えます。

具体的には感染拡大防止を意図とした
人の移動を抑制する目的を持ち、
アウェイ席の設置をしない措置が
とられていました。

Jリーグでどのクラブを応援するのも
個人の自由(=思想の自由)ですから、
スタジアムのある地域で
地元以外のクラブを応援する
サッカーファンだっているわけですが、
このアウェイ席の設置をしない措置は
そうした人たちの存在が
見えなくなってしまっています。

また、この措置には
「地域密着」の理念が「うまく浸透している」
思い込んでいる「人為的なバイアス」も
あるんですよね。

理念浸透が成功している、そう思いたい。
だから、地元以外のエリアからの
アウェイサポーターの移動、入場を
させなければいいんだという
思考になったのではないでしょうか。

現に私も、自分が生活したり在職在学した地域と
応援しているクラブがホームとする
地域は異なりますが、
そのクラブに対しての思い入れや
応援するにいたったきっかけは持っています。
いわゆる、地元以上の「原体験」を
持って応援しているわけです。

「あたりまえ」と言われたり
刷り込まれて疑わないものごとが
誰にとってもそうなのかどうか。

しっかりとさかのぼって、
いろいろな視点を持って
考えるようにしていきたいものです。

「体験」として違う立場や視点を自分の中に持ち、知る

では、なぜこのような
いわゆる「いないひと」の問題や
その存在に気づかない問題が
起こってしまうのでしょうか。

そこには、現代が「体験」の時代で
あることにも関係しているのかもしれません。

なんらかの形で「体験」する。
それによって自分の中で知る。
それがあってはじめて考えられるものだ、と。

イベント内で話されたことは
ジェンダーギャップの話でしたし、
私のこのレポートではジェンダーについて
全く触れられませんでしたが、
これはジェンダーの問題に限らず
「違い」を持つものどうしが
一緒に社会を構成していく中で
とても重要なことではないかと思います。

さまざまな立場の人が
一緒に生きる社会において、
自分とはちがう立場を体験する。
そして、ちがう視点があることを知る。

竹下隆一郎さん、ありがとうございました。

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