野球場でアルコール販売が再開。その初日の現場に見た、販売再開のしくみ。

野球

緊急事態宣言が9月30日で終了し、
10月からアルコール飲料の販売を
再開する野球場も。

読売ジャイアンツのホームである
東京ドームも、昨日10月1日から
アルコール飲料の販売を再開。

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読売ジャイアンツは昨日からの3日間、
横浜DeNAベイスターズとの3連戦が行われ
解除早々のホームゲームが組まれていたところ。

たまたま昨日の試合に、
比較的低価格帯の席種で通路側の席に
残席があったこともあり、
私も現地に行き、この「初日」の
様子をみてきた。

アルコールは売店販売のみ、売り子さんはノンアル飲料

東京ドームでは、以下のような
営業形態で飲食販売を行うとのこと。

<ナイターゲーム>
アルコール飲料の販売 ⇒ 開場~19:45まで
営業時間       ⇒ 開場~最長20:45まで(試合状況により異なる)

<デーゲーム>
アルコール飲料の販売 ⇒ 開場~売店のクローズまで
営業時間       ⇒ 試合状況により異なる(最長の設定はあるようだが明示なし)

そして、アルコール飲料の販売は
「売店でのみ」行うとのこと。

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これがどういうことなのかを、
昨日の現場で確認した。

たしかに、アルコール飲料は
場内の売店では販売されている。
売店では、だ。

そして、その売店で購入したとみられる
アルコール飲料のプラスチックカップを
持っている人も多く見かけた。

しかしながら、場内コンコースにいる
売り子さんたちはノンアル飲料や
ソフトドリンクなど、
アルコール飲料以外の販売を行っていた。

東京ドームでは緊急事態宣言中の9月以前から
コンコースでノンアル飲料などの
販売を行っていたので、
ここは「従来のまま」ということである。

私は昨日、売り子さんからノンアル飲料を
購入したときに話を聴いたのだが、
お酒を飲みたい人の需要が売店に
流れてしまうので、売り子さん的には
厳しくなったしまったようである。

ただ、この変更で

・お酒を飲みたい人
・売り子さん(特定の推し含め)から買いたい人

の需要が目に見える形にはなって、
それは一つのメリットではないかな、とは思う。

リバウンド防止のため、売店は「認証店」

なぜこのような仕組みでの
販売となっているのか。

東京ドームのある東京都で
10月1日から24日まで行われている
「リバウンド(感染再拡大)防止措置」
影響のようである。

【終了】東京都におけるリバウンド防止措置(令和3年9月28日発表)
東京都総合防災部の公式ホームページ。東京都内の避難情報など災害に関する情報を発信するとともに、事前の備えや都の取組を紹介しています。

このリバウンド防止措置中について、
感染対策が徹底されていると
東京都が認証した店舗では
アルコール飲料の提供を可能とする
(正確には自粛を求めない)
としている。

東京ドーム内の売店は、
すべて東京都が発行する
「感染防止徹底点検済証」を掲示しており
「認証店」であるとのこと。

この10月の変更は
緊急事態宣言が解除されたから、
というだけのことではなく
解除と合わせて「認証店」だから
アルコール飲料の販売が
できるということのようである。

神宮や横浜はどうなる?

私がこの記事を書いた時点では
関東のセ・リーグの野球場では
東京ドームが昨日10月1日からアルコール飲料の
販売を再開したというだけ。

東京ヤクルトスワローズのホーム・神宮球場や
横浜DeNAベイスターズのホームの
横浜スタジアムでは10月最初のホームゲームが
来週の10月5日ということもあり、
まだ新しい情報は入っていない。

もしかしたら、この週末の他球場の様子を見たり
球場の売店が「認証店」なのかどうかなど
さまざまな検討事項から、ギリギリまで対応を
決めかねているのかもしれないが、
憶測でものを言うのは良くないので
各球団、各スタジアムからの
正式リリースを待つ。

いろいろな考えの人がいるので、
この件について一律の正解は存在しないが、
少しでも良い方向に進んでくれればと思う。

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