朝活コミュニティ、朝渋では
書籍の著者を招いたトークイベントが
月2~4回程度開催されています。
今日9月29日の朝に開催された
『書くのが好きになる 書く習慣』

朝渋メンバーから出版、登壇。ゆぴさんこといしかわゆきさん
今回のゲストは、いしかわゆきさん。
かつては朝渋のメンバーであり、
渋谷の会場で行われていたイベントでは
毎回イベントレポートを書いていたとのこと。
ゆぴさんの愛称で知られ、
『書く習慣 ~自分と人生が変わるいちばん大切な文章力~』
をはじめての著書として8月31日に出版。

コミュニティメンバーだったこともあり、
ゆるやかな雰囲気の中で
書籍の出版経緯や楽しく書くためのヒントなどを
お話しいただきました。
「書く」ってもっと自由でいいよね?
「どうやって書く?」
この問いに答えるための本として、
文章力だったりお作法だったり
How Toを語るものばかりが出回る今。
このHow To本ばかり、技術偏重の風潮は
書くことへのモヤモヤに。
なんというか、全部あるあるで。
SNSやnoteなどで見る光景であり
似たような文章ばかりが並ぶタイムラインと、
なかなか書けない、書いたものを公開できない。
そんな多くの人たちの姿が頭に浮かびます。
そこには、「書く」ことは
こうでなくちゃいけない、という
呪いがあるのかなと思いました。
だけど、そうしてやっとの思いで
ひねりだした力作を書くのって、
しんどくないでしょうか。
誰かのために書くのであれば、
「自分」だって「誰か」の中に含まれますし、
書いた文章の有益性や意味だって、
結果論に過ぎないもの。
まずは、もっと自由に。
自分の感じたことや考えたことを
好きなように書いてみたら良いのだと思います。
書くことを楽しみ、続け、毎日を豊かに
発信するための場が広がり、
「書く」を仕事にする人も増えた今。
一方で、すぐに成果を欲しがってしまったり
外からの見えやすさなどから
書くことを学びやビジネスに直結させなければ、
という考えになってしまいがちなのも実態。
私も、毎日ブログを書いていて
「ブログを仕事に、稼がないんですか?」と
何度も尋ねられました。
もちろん、ブログで稼げる人は
すぐれた力はあるとは思っています。
ですが、私には私のやり方があって。
まず書くことを楽しみ、続ける。
その結果として、ご縁があれば
仕事で書くこともあるのかもしれません。
それぐらいに考えています。
自分の感じたことを大事に、自分の言葉で
最後に「今日から行動できること」
イベントなどの感想や気づきなどを
アウトプットするときに、
人と被ることや違うことに対して
自分は間違っているんじゃないか。
そう思うことって、ないでしょうか。
不安になって、正解を求めて
答え合わせをしてしまうんですよね。
ですが、ここでもゆぴさんが話されたように、
考えていることは一人ひとり違うもの。
自分が感じたり、考えたことは
周りがどうであったとしても、
自分にとっては正解であり、
それをアウトプットして公開すれば
自分がそこに存在し、もっと言えば
世の中に爪痕を残したことになります。
うまさや文章力よりも、
自分の想いや感じたことを大切にする。
それを自分の書き方と自分の言葉で、
ちゃんと自分の存在を残して書き綴っていく。
私は、自分のやり方で
ブログを書き続けて8年。
いままで続けてきたことを
自信をもって続ければいい。
イベント前に読んだ書籍同様に、
ゆぴさんのお話から書き続ける勇気を
もらったように思います。
実際に文章を書く前の、大事な土台としての
「書きたい気持ち」を大切にしていきたいですね。
ゆぴさん、ありがとうございました。