高瀬敦也さんの『企画』を読みました。

9月1日予定の朝渋の著者イベントに
登壇されるとのことで、
その登壇を前に予読しました。
アイデアとは違う、「企画」をテーマに書き下ろした一冊
SNSやブログ、noteなどにより
誰もが情報発信できる時代となった現代において
求められるようになったのは「企画できる人」。
企画というと、「アイデア」や「発想」であり
そうしたものをひらめく人のことを
企画ができる人と誤解しがち。
ですが、本書で著者は
企画とは「決めること」と定義。
「企画とは何か」を再定義し、
企画力の正体を解き明かします。
また、「企画」と「コンテンツ」の違いから、
いかにして企画ができる人になるか、
その具体的方法までがまとめられた一冊です。
本書の章構成
序 章 企画とは何か
第1章 生まれる企画
第2章 人と企画
第3章 伝わる企画
第4章 進む企画
第5章 企画を受け取る
第6章 企画力の正体
読書中のツイート
ブログの運営にも通じる、企画
「企画」をテーマに書かれた本書。
読んでみて、振り返ってみると、
ブログの運営についても通じるものがあると
私は思いました。
もちろん、私が個人的にブログを運営している
ポジショントークではあるとは思いますが。
たとえば、ある経験をしたり、
多くのひとに知ってもらいたいような
人の取り組みをブログの記事にしようと
考えて、書くことを決めます。
これが、本書の内容に即すならば
「企画」ということ。
書いた記事、アウトプットは
その決めたことに基づいての
「成果物」なだけなんですよね。
そして、その成果物を誰かが目にして
なんらかの反応があったりなかったり。
企画というと、ついつい難しく考えがちですが、
実は日常の中にきっかけが転がっているもの。
これって、私のブログ運営を考えても
納得するものがあります。
日常で経験したことや感じたこと、
気づきや違和感などを小さなことでも
記録していく。
この記録して振り返ることが大事です。
気づきから、アウトプットまでをやりきる。
それがきっかけから企画、そして実行までの
一連の流れなのかなと思いました。
私が、ブログで経験やいいもの、
応援したい相手のことをシェアすることも、
またひとつの「企画」なのですね。
9月1日、朝渋のイベントで
お話を聴けることを楽しみにしています。