「やめる」という手段、選択肢を持ち、人生で大切な「変わらないもの」を守り、貫く。読書メモ382-『「やめる」という選択』

読書

澤円さんの『「やめる」という選択』
を読みました。

日経BOOKプラス
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8月4日予定の朝渋の著者イベントに
登壇されるとのことで、
その登壇を前に予読しました。

自分として生きるための「やめる」

目まぐるしいほどの変化や
世の中にあふれる情報。

それらに置いていかれるような不安や
今やっていることへの違和感を
持って生きている方は少なからず
いるのではないでしょうか。

なんだか楽しくない。
他人事のように取り組んでしまっている。
だけど、やらなければならないから…

そうした思い込みなどに縛られて
人生のポジティブな変化を妨げてしまう
「埋没(サンク)コスト」に気づき、
「やめる」選択肢を持つ。
自分の内なる声に耳を傾ける。

自分の人生を自分のものとして
生きていくヒントとなる一冊です。

本書の章構成

序 章 自分に“バカ正直に”生きる方法―「やめる」という選択
第1章 人生の「見えない重荷」を“見える化”する
第2章 「自己中」戦略で豊かに生きる
第3章「やめる」技術
第4章「ありたい自分」になる

読書中のツイート

「やめる」は手段。本当に大事なのは「自分の生きたい自分を生きる」

仕事、人間関係、モノ・お金、夢・目標…
私たちの人生の中にはさまざまな
コストになり得るものやなってしまったものが。

本書ではそれらさまざまなテーマで
「やめる」=手放していくことについて
書かれています。

ですが、本当に大事なのは

「自分がどうありたいか」
「自分がどういう自分を生きたいのか」

ということ。

つまり、自分の生きたい自分を生きるための
手段として「やめる」があるにすぎないのです。
もちろん、その手段の選択肢の中に
「やめる」があるのとないのでは
大きな違いがあるのは間違いないですけどね。

人生の中で、絶対にブレない自分の軸。
大切にしているもの。
人生の質にこだわり、心地よくゴキゲンに生きる。

それら「変わらない」ものを守って貫く
そのための「やめる」「変わる」の
手段を持っておくことの大切さを
読んでいく中で感じました。

誰にも遠慮せず、自分の人生を
自分のものとして生きる。

本書の終盤の言葉を引用します。

「いろいろな生き方をしていい。親や学校からはいろいろいわれるかもしれないけど、自分のありたいように生きていいんだよ」

他人はそれぞれの観点や価値観などから
いろいろと口出しをします。
だけど、自分は自分。

「やめる」「変わる」などの手段を
臨機応変に駆使しながら
人生の中で変わらないものを守って貫き、
自分のありたい自分で生きようと、
改めて勇気をもらいました。

8月4日、朝渋のイベントで
お話を聴けることを楽しみにしています。

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