平凡かもしれない。だけど、「好き」で溢れる自分の人生に。読書メモ377-『麦本三歩の好きなもの 第一集』

読書

住野よるさんの
『麦本三歩の好きなもの 第一集』
を読みました。

住野よる『麦本三歩の好きなもの』特設サイト | 幻冬舎

本シリーズは第二集も出版されましたが、
本書は2019年に出版された第一集。
最近、文庫本として発売されたものを
購入して読書しました。

図書館ではたらく、ひとりの20代女子の日常

本書の主人公である麦本三歩は
図書館で働く20代女子。

そんな三歩のなにげないけど
好きなものをたくさん持つ
日々を描いた日常小説です。

読書中のツイート

特別じゃない、だからこそ好きで溢れる日常に

「大したことは起こらない」
「なぞも事件もファンタジーもない」

そんないわゆるどこにでもいそうな主人公の、
決して特別とは言えない日常。

私たちが普段生きている日常でも
同じことだと思いました。
ついつい、ドラマチックなできごとや
わかりやすく意味のあることを求めがちですが、
そんなことはそう頻繁には起こらなくて。

というか、実際に頻繁に起こったら
そのアップダウンに心身が
もたないかもしれません。

劇的な、特別なことは起こらない。
だけど、本書でたくさんの物語として
書かれているように平凡ながらも
多くの出来事を体験しているんですよね。

それらひとつひとつには
すぐには意味を持たないかもしれませんが、
ひとつひとつが自分が生きてきたことであり、
実はとても大切なこと。

私だって平凡かもしれないけど、
日常の中のアンテナを敏感に
好きなもののために時間を使って
好きで溢れる人生にしていきたい。
自分は自分でいいんだ。

そんなことを読みながら思った一冊でした。

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