思いや大切なものを大事にしながら、自分なりのファンベースを。読書メモ353-『ファンベースなひとたち』

読書

佐藤尚之さんと津田匡保さんの共著
『ファンベースなひとたち ファンと共に歩んだ企業10の成功ストーリー』
を読みました。

著者チームのひとりである、
さとなおさんこと佐藤尚之さんには
昨年11月25日に朝渋の著者イベントに
ご登壇いただきました。

心のある人である相手と、
じっくりと時間や手間をかけて
関係をつくっていくことの
大切さを学べた会でした。

イベント前にも一読しましたが、
それから約4ヶ月が経過し、
改めての読書記録として
当記事にまとめます。

ファンベースの事例を漫画で紹介、10の事例

さとなおさんの『ファンベース』は
2018年に出版されたベストセラー。

ファンを大切にして企業やブランドが
長く顧客から支持されるための
必読書となりました。

書籍『ファンベース』をきっかけに、
「ファンベース」の用語も
一般的になった感覚があります。

本書は、そのファンベースの具体的な事例を
漫画と対談形式で紹介した、一冊です。

本書の章構成

第1章 漫画でスッキリ分かる!ファンベースさとなお集中講義
第2章 ロングセラーブランドが実践するファンベース
第3章 ベンチャー&新規事業で必要なファンベース
第4章 愛されブランドに学ぶファンベース

読書中のツイート

自分の思いや価値観を大切に、自分なりのファンベースを

ファンベースについて、さとなおさんは

「自社のサービスやブランドを愛してくれる
ファンを大切にし、ファンをベースにして、
中長期的に売り上げや事業価値を高める考え方」

と、本書でも、ベストセラーとなった
書籍『ファンベース』でも繰り返し語り、
その重要性を伝えています。

本書での10の企業・ブランドの事例も、
そのファンベースを実践して
成功したものであることはたしかです。

ですが、そのやり方は各社異なるものであり、
それぞれに思いや大切なものがあって、
その大切なものを大切にして。

ファンとなった人たちと一緒に
会社やブランドをつくってきた。
だからうまくいったのです。

そうした背景の部分に目を向けず、
「これでうまくいった!」と、
やったことだけをそのまま真似しても
背景が違うのでうまくいかないでしょう。

これは、本書のあとがき部分にも
「先行事例は考え方の参考にはなるけど、
あなたの会社やブランドのファンを
よく知らないままに実践しようとすると
大きく間違える可能性が高い」

と書かれていますね。

これは、SNSなどでフォロワーさんなどの
数だけを増やそうとして
表面的な真似だけして失敗する。
そのパターンと同じなのかな、と。

相手は、心のある人間。
やっていることで自分がターゲットに
されていることを感じたり、
そこにテクニックを感じてしまったら、
ついていきたくはなくなりますよね。

自分の思いや大切なものを大事にして、
そこに基づいた自分のやり方を貫き、
何度も、何度も伝え続けていく。
結果が出ない時でも、粘り強く。

続けていくことで、
思いの内容への共感もそうなのですが、
「自分のやり方を大切にし続けている」
「ブレない軸を持っている」
ことへの共感でついてきてくれる。
そんなこともあるんじゃないかな、と
私は思いました。

こうしたらウケる。つながりがつくれる。
そんなテクニックが世の中にあふれていますが、
関係づくりは、一朝一夕ではないもの。

じっくりと時間をかけてはぐくみ、
一人ひとりの顔を想像しながら
人と人としてつながりたい。

そう私は考えており、
私は私のやり方で続けていこう。
そして、自分なりのファンベースを
大切にして実践していこう。
本書を読んで、改めて思ったのでした。

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