自分が感じたことを大切に、自分のルールで生きる。読書メモ296-『NOを言える人になる』

読書

鈴木裕介さんの
『NOを言える人になる 他人のルールに縛られず、自分のルールで生きる方法』
を読みました。

自分の人生を生きるために、NOを言う

人間は誰もが一人では生きられず、
人間関係の中で生きるいきもの。

しかしながら、その人間関係が
プラスに働かずに
自分の意見を抑え消耗し、
生きづらさを抱えて生きている人も
多いのが事実。

たとえば、こう言ったら嫌われるとか、
本当はやりたくないけど
みんなこうだから仕方なく、とか。

本書はそうした自由を奪うものにNOを言い、
自分のルールで自分らしく生きるための
ヒントをまとめた一冊です。

本書の章構成

1 人間関係の基本編
2 職場の人間関係編
3 時間とエネルギーの再分配編
4 NOを言う勇気と自己肯定感編
5 ハピネスの上げ方編

読書中のツイート

人それぞれ、考えはちがう。自分が感じたことを大切に

物事があること、起こること。
そして、その物事に対して
何らかの感情を持つことや
その感情に正直に行動すること。

それらは本来、自由なものであるはず。
なのにそれを抑えつけてしまう。

「みんなはこう言っていたから」
「あの人とは違うから」

そうして自分の心に嘘をついて
最後には自分がつらくなってしまう。

私も読書ツイートで、
気乗りしない夜のイベントに参加して
翌日睡眠不足で後悔することを書きましたが、
他人の期待に応えるために
自分の心に嘘をついた結果、
その場は楽しくても後悔してしまうのです。

だけどそれらはすべて他人の価値観から
出てきたものであり、
自分に合うかどうか。
自分が納得感を持てるか。
それは、別の問題です。

周りからの声を聴きすぎて
やりたいことがわからないのであれば、
どういう状態だと満たされるか、から
逆算して行動を決めていくのも
いいかもしれません。

他人の人生を生きたところで、
その他人が責任を取るわけではありません。

本当に大切なのは、自分がどう感じたか。
ここをまず第一に考えること。
人はそれぞれ、考え方や価値観はちがいます。
自分は自分の領域だけに集中する。
何に喜んだり、嬉しくなるのか。
何に不快になり、嫌な気持ちを持つのか。
それらを尊重することも、
自分の領域に集中すること。

自分が感じたことに正直になり、
必要なNOをちゃんと言うこと。
自分のルールで生きていくこと。
その大切さに改めて気づいた一冊でした。

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