身の回りの当たり前を疑うことは、世界を知りなおして感謝すること。読書メモ336-『世界は贈与でできている』

読書

近内悠太さんの
『世界は贈与でできている~資本主義の「すきま」を埋める倫理学』
を、2021年最初の読書として読みました。

この世界を、贈与の視点から語った一冊

私たちの生きる世界。
そこにはたくさんの「当たり前」が
あふれています。

この「当たり前」は、
当たり前だと思われているがゆえに
忘れがちなもの。

そんな「当たり前」だと思われていることも、
実は誰かによって与えられている。
そうした「贈与」の視点から
書かれた一冊です。

本書の章構成

第1章 What Money Can’t Buy-「お金で買えないもの」の正体
第2章 ギブ&テイクの限界点
第3章 贈与が「呪い」になるとき
第4章 サンタクロースの正体
第5章 僕らは言語ゲームを生きている
第6章 「常識を疑え」を疑え
第7章 世界と出会い直すための「逸脱的思考」
第8章 アンサング・ヒーローが支える日常
第9章 贈与のメッセンジャー

読書中のツイート

贈与のしくみの中で生きる。疑うことは、知ること。そして感謝へ

私たちの日常生活。
世の中を構成する「常識」や「当たり前」。

よく常識に対して批判的に、
疑ったり否定する論調はみられます。

ですが、実はその常識や当たり前には、
たくさんの人やモノ、コトが関わっています。

疑うということ。
それは、ただ否定や批判をするだけでなく、
それが何によって、どうやって
構成されているのかを知ること。
そして、そのありがたみを知って、
感謝することでもあるように思います。

物事はただ否定や批判をするだけではなく、
それはどうなっているのか。
なぜそうなのか。
解像度を上げて観察していきたいですね。

また、私もブログやnoteで文章を書いたり、
SNSで自分の意見を発信するなどして
世の中の素敵な人やモノなどを
多くの人に知ってもらい、
世界を良いものにしていきたい想いを
表現しています。

ここでこうして、本書の読書感想文を
書くことも、本書についてシェアして
知ってもらいたいという思いからです。

一方で、多くの物事を
体験したり、見聞きしたりすることを通じて
受け取ることもしています。
本書の読書経験もまた、受け取った、
贈与されたということですよね。

本書を読んだことで、自分が贈与のしくみの
中にいることにあらためて気づかされ、
自分の周囲に感謝してやさしい気持ちで接したいと
思わせてもらったような、思いです。

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