歳内の奮投も勝利には結びつかず、中日の勢いに屈する。

野球

本日10月23日。

神宮球場での東京ヤクルトスワローズと
中日ドラゴンズの一戦を現地観戦。

神宮では今シーズン最後の
中日との3連戦の1戦目。

中日戦の連敗を止めたいヤクルト、勢いを増す中日

最下位と苦しむヤクルトは
今シーズンの中日戦では5勝13敗2分と
大きく負け越しており、
直近5試合の対戦では全敗。

なお、このカードでヤクルトが最後に
勝利したのが私も現地観戦した9月6日。

中日は10月、14勝4敗と好調。
つい少し前までBクラスと苦戦していましたが、
気づけば貯金は7、3位阪神とも
3ゲーム差をつけての2位に。

エース大野雄大をはじめとする投手陣の
安定感が光ります。

巨人のマジック対象が中日であり、
どこまで巨人の優勝を引き延ばせるか。

両チームスタメン

先発はヤクルトは歳内。

中日はロドリゲス。

試合経過

初回、歳内は京田を三振に取るなど
2アウトまでは順調だったが、

阿部のヒットとビシエドの四球でピンチ。

続く高橋にレフトオーバーの
タイムリーを打たれ、先制点は中日に。

2回、ヤクルトは村上の四球と
ロドリゲスの暴投でチャンスをつくる。

すると、塩見がチーム初安打となる
ホームランを放ち、逆転。

2回以降、タイミングを合わされながらも
守りに助けられ、中日打線を抑えてきた歳内。

勝利投手の権利を目前にした5回。
2アウトから京田をヒットで出し、
盗塁とエラーで3塁に進めてしまうと、
阿部にレフトへタイムリーを打たれ、同点。

歳内は5回、85球。
6安打を打たれながらも、
中日打線を2点に抑えてリリーフに託す。

歳内が代打を送られた5回、
先頭の廣岡がヒットで出塁。
山崎がバントで送ってチャンスをつくる。

坂口がファウルで粘って
ライト前に弾き返すと、
廣岡は2塁からホームインし、
ヤクルトが勝ち越し!

歳内は勝利投手の権利を手にする。

ところが6回、梅野が中日打線に捕まり、
木下の右中間へのタイムリーで
逆転されてしまう。

歳内の勝利投手の権利も消滅。

リードして終盤を迎えた
中日はその強さを発揮。

リードは1点でも十分なほどの
継投でヤクルト打線を完璧に封じ、

4-3で試合終了。

中日は4連勝、貯金は8に。
3位阪神とは4ゲーム差となり、
着々と2位を固めています。

歳内の奮投、報われず

良い当たりはされながらも、
味方の攻守にも助けられて
試合をつくった歳内。

しかし、その奮投も勝利には結びつかず、
中日の勢いの前に屈する形に。

歳内は長いイニングが投げられていないので
毎回ギリギリの内容なのかもしれませんが、
それでもこうして週1回先発し、
大きく崩れてはいないことは大事なこと。

なんとかシーズン終了まで
ローテーションを守ってくれればと思います。

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