映画メモ85-『おいしいコーヒーの真実』

映画

映画『おいしいコーヒーの真実』を鑑賞しました。

緊急事態宣言を受け、映画館が休館となり、
アップリンク・クラウドでの
3ヶ月見放題プランを購入しての鑑賞。

賑わうコーヒー産業の表裏

私たちが日ごろ飲んでいるコーヒー。

スターバックスコーヒーなどの
さまざまなカフェや
多くの小売店でも主力商品として
消費者や商売の側面から見ると
コーヒー産業は賑わっています。

しかしその裏側で、
コーヒーを生産するエチオピアでは
コーヒーは買い叩かれ、
コーヒー農家は労働に見合った
収入を得られず、
最低限の生活すら送れずに
貧困に苦しんでいる実態。

そうしたコーヒー産業の表裏を伝えながら、
貧困に苦しむコーヒー農家の人々を
救おうとする一人の男の奮闘を追う
作品となっています。

取引のシステムの問題、価値への正しい評価を

本作は2006年公開と14年前の作品であり、
現在とは実態は異なるかもしれません。

本作の公開当時、エチオピアは
コーヒーの産地として、
輸出収入の67%をコーヒーで占め
1500万人の生活を支える産業でした。

しかし、コーヒーの需給を調整してきた
国際コーヒー協定が1989年に破綻すると、
コーヒーの価格は大きく下落。

生産者から消費者まで6回の取引を
経由するなどの複雑なシステムにより
コーヒー農家に入るお金は
ごくわずかなものに。

それこそ、十分な医療も学校教育も
受けることができず、
最低限の生活すら送れない状況。

そこには、途上国に不利なシステムがあり、
これはコーヒーだけに限らない
さまざまなものに当てはまる問題。

作品の後半での
「自分がどんなコーヒーを飲んでいるのか」

この言葉が特に響きました。

普段よく飲んでいるコーヒー。
自分の生活の一部を作ってくれるもの。
だからこそ、しっかりと知り、
価値への正しい評価をしていく必要があると
改めて気づかせてもらった一本でした。

2013年10月から毎月1本以上
映画館での映画鑑賞を続けていましたが、
この緊急事態宣言により
純粋な映画館での鑑賞は連続78ヶ月で
ストップするのは確実な状況。

79ヶ月目はオンラインで、
こうして旧作を鑑賞するのも
また良いですね。

7月中旬まで見放題のプランにしたので、
82ヶ月目まではこちらで
楽しみたいと思います。

タイトルとURLをコピーしました