本日10月10日。
フクダ電子アリーナでのJ2リーグ第25節。
ジェフユナイテッド市原・千葉と
水戸ホーリーホックの一戦を現地観戦。
私個人的には、2月23日の開幕戦以来、
6月のリーグ戦再開後では初の現地に。
戦いの難しいシーズン、ひとつでも収穫を
今シーズンのJ2リーグは6月27日の再開以降、
平日の試合も多く、ここまで3ヶ月半で
23試合を消化するハードなスケジュール。
そんな中で思いもよらぬ苦戦を
強いられるクラブも多くある状況。
ジェフもまた例外ではなく。
尹監督のサッカーが
少しずつ浸透はしているものの、
すぐには結果につながらない状況で
24節で勝ち点は30、9勝3分け12敗と負け越し、
混戦の中位のなかで14位という現状。
とはいえここまで積み上げてきたものは
必ずあるはずですので、
それらを残り18試合につなげ、
ひとつでも多くの収穫がほしいところ。
攻撃力の水戸、ここまでリーグ最多得点
対戦相手の水戸はジェフと勝ち点1差の12位。
今シーズンここまで38得点で、
J2リーグでは徳島と並んで最多得点。
得点の取れる選手が多くおり、
攻撃における強みに。
ジェフは第3節にアウェイで対戦し、
その時には3-0で勝利。
水戸の攻撃を封じ、ここからのきっかけを
つかむ一戦にしてほしいところ。
両チームスタメン&リザーブ
試合展開
前半
水戸ボールでキックオフ。
序盤は互角ながらも、
水戸がボールをつないで
ジェフ陣内でのプレイが多い。
ジェフは守備から整えて
攻撃の形を作ろうとするも、
プレイにスピード、精度を欠き
セカンドボールがほとんど水戸へ。
試合が動いたのはセットプレーから。
山口のCKを新井がパンチングで
一度はクリアしたものの、
そのこぼれ球を木村に決められ
23分、水戸に先制点。
この1点で水戸に勢い。
飲水タイム後の26分には
村田に決められ0-2。
2点を追うジェフはチャンスをつくるが、
慎重になり過ぎ、ミスも目立ち決めきれない。
ATにはカウンターから水戸の攻撃を受けると、
田口のファウルでPKを与えてしまう。
このPKを決められ、3点差で前半終了。
後半
ジェフボールでキックオフ。
少しでもビハインドを縮めたいジェフだが、
前半同様にボールが水戸に渡ることが多く、
なかなか攻撃の形を作れない。
すると59分、ンドカに頭で決められて
水戸に追加点。
ジェフは63分に3人を交代し
流れを変えようとするも、
65分には山口に決められて5失点。
一方的なゲームにジェフが一矢を報いのは67分。
堀米がペナルティエリア右から
放ったシュートがポストに当たってゴールへ。
交代選手の得点で策は一定の結果を得る。
だが、試合を通した流れは変わらず、
水戸のチャンスも多く発生。
終わってみれば1-5の敗戦。
台風接近で大雨の中、
詰めかけたホームのサポーターには
厳しすぎる結果となりました。
思うところはあるが…
私個人的には7ヶ月半ぶりに
現場で観たジェフの試合。
観ていて感じることはありましたし、
結果の出ない苦しみを背負いながら、
自信をなくしているのが
試合でのプレイに現れているのだろうなと。
開幕戦の時よりも、
全体的にスピードと精度が
低下しているような感覚でした。
ただこれは私があれこれ介入して
状況が変わるわけではありませんから
口出しはしません。
チームとしてどうしたいのか。
積み上げと、結果と。
両方を求める難しさをつくづく感じます。
この大雨の中ずぶ濡れになって観戦した
ジェフのサポーターの想い。
いつか届く日が来ることを願うばかりです。