買い物の変化に見る、時代の変化。読書メモ290-『2025年、人は「買い物」をしなくなる』

読書

望月智之さんの
『2025年、人は「買い物」をしなくなる 次の10年を変えるデジタルシェルフの衝撃』
を読みました。

5年後の「買い物」の変化を考える

私たちが日常生活の中で
頻繁にしている「買い物」。

その「買い物」もITの変化や
消費者の好みの多様化など、
さまざまな変化の波に揉まれて
今に至っています。

本書はそんな「買い物」の5年後について、
考えていく一冊です。

本書の章構成

第1章 ショッピング体験の進化で、人々は「買い物」をしなくなる
第2章 ショッピングはどう発展してきたのか
第3章 リーディングカンパニーたちが目指すもの
第4章 さらなる進化、「デジタルシェルフ」へ
第5章 「人々が『買い物』をしなくなる未来」の先にあるもの

読書中のツイート

「買い物」の変化に見る時代の変化

ネットショップの発展。
サブスクの広がり。
メルカリの流行。

いずれも本書に書かれている内容であり、
ここ最近の「買い物」の変化。
そこに共通していることは
「めんどくささの解消」ではないかと
私は読んでいく中で感じました。

このめんどくささって、買い物に限らず
人が行動をためらう大きな要素の1つ。

また、かつての大きな資本、大きな店舗、
大衆受けの拡大路線に対し、
今は小さくても、それこそ個人でも、
実力のある作り手が実力のあるもので
勝負できるようになり、
消費者も良いものを正しく
評価できるようになってきました。
これは、SNSなどの発展も
大きかったように思います。

そして、モノがあふれたり、
可処分所得も減った今。
私たちはモノを買わなくなったと
よく言われます。

ですが、決してお金を使わなくなったかと
いえばそうではないかなと私は思います。
何でもかんでもたくさん買って
たくさん消費するのではなく、
本当に必要なもの、価値を感じるもの、
応援したいもの。
それを厳選し、集中して使うように
なっただけではないでしょうか。

好きなものにしっかりお金を使うことは
自己実現の手段でもあります。

そう考えると、経済の循環としては
健全な形ではないかと私は考えています。

現在、新型コロナウイルスの感染拡大で
世の中が大きく変わっていくのを
感じています。

この変化もまた、買い物の、
我々のお金の使い方にも
影響を及ぼしてきそうですね。

ひょっとしたら本書の「2025年」は
もっと早く訪れるかもしれません。

ちょっと先の未来を改めて考えてみる。
そんな一冊でした。

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