自分がどう生きたいかを知る。そして合うカルチャーを自分事にしてつくっていく。朝渋ONLINE『最高の組織文化のつくり方』イベントレポート

イベント

本日9月23日の朝は、
朝渋オンラインで開催されたイベント
『最高の組織文化のつくり方』
に視聴参加。

ゲストは唐澤俊輔さん

今回のゲストは、唐澤俊輔さん。

「いい会社とは、社員が期待する環境と、
会社が提供する環境のギャップが少ない会社」
と語り、数々の大手企業で組織拡大に
活躍してきた唐澤さん。

8月28日には書籍
『カルチャーモデル 最高の組織文化のつくり方』
を出版されました。

企業として大切なことである
文化の言語化、カルチャーモデルの設計。

そうしたカルチャーモデルについて、
お話ししていただきました。

基調講演

Almohaに秘められた想い

唐澤さんが起ち上げたAlmoha。

Almohaの社名は、
a little more happyの頭文字から。

「お客さんよりも、隣で働く人を大事にしたい」
「身近な人たちを少しでも幸せに」

そんな想いを持って起ち上がりました。

組織文化の問題に向き合ってきた、その経験から

唐澤さんがAlmohaにそうした想いを
持った経緯は、組織文化(=カルチャー)への
課題意識を持ち、向き合ってきた経験でした。

人は物事に対し、その良し悪しよりも、
事前に持っていた期待値からの差分で
捉え方が変化します。

良い人を採用したいばかりに、
採用広告などで良いことばかりを
打ち出して伝えていると、
応募して選考を通過して内定した人は
高い期待を持ってしまい、
いざ入社してみると、期待値ギャップにより
会社に対して失望するという不幸が
起こってしまうのです。

実際は、本当にいいことをやっていたとしても。

これ、たとえば野球選手でもあることで、
高卒1年目の新人投手がシーズン5勝をあげれば
もともとの期待値があわよくば
シーズン中の一軍マウンドだったので
ものすごくいい結果だったと言えます。

ですが、開幕投手も任された
ローテーション投手がシーズン5勝だったら、
一年間ローテーションを守って、
それこそ10勝以上を期待されていたので
その期待の大きさと比べて不本意だったと
言われてしまうのですよね。

そこで、カルチャーを可視化することで
期待値ギャップとそれに伴う不幸を
なくしていくことを目指し、
『カルチャーモデル』の出版にいたりました。

事業と組織はどちらも大事な両輪

会社の両輪となる、事業と組織。
ビジネスと、カルチャー。

基調講演の後半では、
カルチャーモデル設計の概要について。

このカルチャーモデルを設計する。
会社に変化を生み出す。

その原動力になるのは
そこにいる一人ひとりが
「より良い会社にしたい」
「もっと楽しく働きたい」
といった想いを持つことであり、
その想いを行動につなげていくこと。

よくこういった動きがある時に
「自分は会社が枠組みを提供してくれるのを待つ」
といった人も見受けられますが、
そのように他人事で会社を主語にするのではなく、
自分事として考え、自分は何ができるか。
そして、自分は何をするかを考えて
行動していくことが大事です。

自分だって、その組織、文化をつくっていく
ひとりなのですから。

なお、基調講演で使用されたスライドは
Slideshareでも公開されています。

そういえば、スクショもとらなくていいと
仰っていましたが、その裏には
これがあったのですね。

これは、本当にありがたいです!
復習に利用するもよし。
日曜日の見逃し配信で
聴きながら見るのもいいですね。

トークセッション

ビジョン型とミッション型

ビジョン型とミッション型。

どちらを優先しているか。
そしてもう一方が、追随しているだけなので、
どちらがいい、悪いということではありません。

組織のその時置かれている状況などによっても
変わってきそうですね。

ひとつの固定された視点だけでなく、
いろいろな角度から見ていくことで
解像度を上げていきましょう。

スタンスとスタイル

行動指針の言行一致

トップはメンバーの先頭であり、
特別な存在ではありません。

むしろ、誰よりもその価値観には
こだわらないといけないですし、
それが組織として「ブレない」に
つながっていくわけですから。

本当に、〇〇みたいな組織にしたいんですか?

これって、いわゆる
「いい会社」幻想のようなもので。

光の当たっている組織の、
光の当たっている側面だけを
見てしまうことで起こる問題です。

その光の当たる面をつくりだすために
裏にはたくさんの影や闇があって。

〇〇みたいな組織にする、ということは
その影や闇、ひょっとしたら
到底受け入れられないようなことも
受け入れなければいけないということ。

「〇〇みたいな組織にしたい」と言うには、
それ相応の覚悟、必要ですね。

世の中の「いい会社」ではなく、自分の「いい会社」を

自分にとっての「いい会社」

それは、自分の大切にしたいものを大切にできる。
自分の生きたい生き方が尊重される。
自分の価値観があってこそ。

会社なんて、あくまで手段でしかないのですから。

その答えは、自分の中にしかないもの。
世の中の「いい会社」に流されず、
しっかりと自分に向き合い、
自分の「いい会社」の答えを出していきたいですね。

質疑応答

人生一度きりだからこそ3倍速で!
人生一度きりだから失敗できない…

同じ「人生一度きりだから」でも
捉え方によって大きく変わってきます。

だけど、後者で守りに入ってしまう人も
多いのは事実としてあります。

新卒一括採用。
ひとつのことに対する専門性への要求。
一度レールを外れると難しい再チャレンジ。
年齢で差別する風潮。

そうした日本の雇用環境が抱える問題点も、
失敗できない、と人を守りに
入らせてしまうのかもしれないな、と思いました。

本当は、何歳からでも遅くはないし、
複数のことをやれれば安心して挑戦できる。

限られた時間の中で、
いろいろなことをやってたくさん打席に立つ。
そのためにスピードを上げることの大切さ。
改めて響いたところでした。

自分がどう生きたいかを大切に、合うカルチャーをつくっていこう

最後に、今日からできることとして
「自分が生きたい道を」
「一歩一歩大切に」
「仲間をつくりながら、前に進もう」

とアドバイスをいただきました。

まずは、自分がどう生きたいか。
しっかりと自己理解をすること。

その自己理解が基本にあって、
自分に合うカルチャーがわかり、
そして自分事としてつくっていくことにも
つながっていくのだと思います。

自分をよく見て、自分の解像度を
上げていきましょう。

唐澤俊輔さん、ありがとうございました。

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