現代にも通じる、戦時の日本軍の失敗の教訓。読書メモ313-『失敗の本質』

読書

戸部良一さん他、全6名の共著
『失敗の本質―日本軍の組織論的研究』を読みました。

大東亜戦争の失敗から見る、日本の組織論

日本が敗北を喫した大東亜戦争。
その敗戦の原因は何だったのか?

ノモンハン事件やミッドウェー海戦、沖縄戦など
6つの作戦の失敗の原因を掘り下げ分析。
組織としての日本軍の失敗ととらえなおし、
構造的問題と結びつけて日本の組織論を
まとめた一冊です。

本書の章構成

序章 日本軍の失敗から何を学ぶか
一章 失敗の事例研究
二章 失敗の本質
三章 失敗の教訓

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現代にも通じる、多くの教訓

今年2020年で、終戦から75年。
そして、本書の初版は1984年であり、36年前。

それだけ経ってはいながらも、
書かれている内容は現代にも
通じるものがたくさん。

組織としての目的があって。
それを実現するための手段があるはずながらも、
いつの間にか手段をこなすことが
目的となってしまっていたり。

ある場面、特に最初に上手くいってしまうと
その成功体験に縛られてしまい、
変化に適応できなくなってしまったり。

勝つことや上手くいくことを目指しながらも
そのために必要なことよりも
人間関係の維持を優先してしまったり、などなど。

今は、なお答えのない時代になりました。
前例も、正解もないことはたくさんあります。

自分の目的は何なのか。
そのために、必要な手段は何なのか。
それをしっかりと自分で考え、
経験の中で学び、変化に適応していく。

現代にも通じる、さまざまな教訓が
たくさん詰まった一冊でした。

通常の3周読書は終えましたが、
繰り返し、読み続けます。

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