今の日本の報道にも通じる状況。伝えることのあり方について考えさせられる1本。映画メモ86-『すべての政府は嘘をつく』

映画

映画『すべての政府は嘘をつく』を鑑賞しました。

緊急事態宣言を受けて映画館が休館となる中、
4月にアップリンク・クラウドでの
3ヶ月見放題プランを購入。

その中に含まれる作品の1本。

政府と大手メディアの癒着への警鐘

「無知でやかましい大衆」を排除し、
権力によって「正しい」選択をする政府と、
営利企業である大手メディアの癒着と
そこに反旗を翻す新しいメディア。

トロント国際映画祭などでも反響を呼んだ
社会派ドキュメンタリー作品です。

伝えることのあり方について、考えさせられる1本

時間がないから取材しない。
視聴率が取れない。
稼げない。

そうして起こっている社会問題に
目を向けない大手メディア。

そしてそんなメディアから
誤った方向に誘導されてしまう視聴者。

そうした権力システムができあがっている
報道に対し、I・F・ストーンが開拓し、
そんな彼の勇気を受け継ぎ、
世界を変えようとしている
フリー・ジャーナリストたち。

本来伝えるべきことは事実。
何が本当で、なにが嘘なのか。
視聴者はそれを知る必要があり、
事実こそ報道が伝えるべきこと。
事実のみが真実なわけです。

舞台は権力システムにどっぷり浸かった
アメリカの報道でしたが、
これは日本の政府と報道に置きかえても
当てはまるなと感じました。

権力者を批判するな。
大企業を批判するな。
ことばにしなくても、
こういった空気は感じます。

昨今の新型コロナウイルスの件についても、
不安を煽るような報道に偏っていますし、
この状況での明るいニュースは
ほとんど伝えられない状況。

きっと日本にも同じように、
権力システムがあるのは容易に想像できます。

私もこうしてブログを書いているので、
伝える者の1人。
伝えることのあり方について、
考えさせられる1本でした。

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