本日7月29日の朝は、オンラインで開催された
Hills Breakfast vol.104に視聴参加。
Hills Breakfastとは?
Hills Breakfastは、
多様なテーマのゲストスピーカーが、
自らのアイディアや活動を
1枚20秒のスライド20枚、 6分40秒の持ち時間で話し、
そこにいるひとりひとりの好奇心を
刺激するトークイベント。
だれでも参加できる開かれた場所であり、
私も毎回多くの刺激や気づきを
得ながら参加しています。
今回のスピーカーさん
初めてオンラインで開催された
前回のvol.103に続き、
今回もYouTube Liveを使用しての
ライブ配信形式で開催されました。
登壇されたスピーカーさんは以下4名。
各スピーカーさんのところの埋め込みツイートは
スピーチ時の実況です。
ジョセフ・テイムさん(Wild Tame株式会社 CEO /クリエイティブ・ディレクター)
2011年10月27日のvol.10以来、
約9年ぶりの登壇となったジョセフ・テイムさん。
東京マラソンの本番や、練習のストーリーを
誰にでも、楽しく体験してもらいたい。
そうした思いを持ち、東京マラソンを
中継しながら走ったり、ランニングコースでの
アートを描いたりしてきました。
既存の世の中にある制限に問題意識を持ち、
どうしたら解決していけるかを考え、
粘り強く行動、試行錯誤していく大切さを
お話ししてくださいました。
岡田 真理さん(NPO法人ベースボール・レジェンド・ファウンデーション代表)
「野球で、人を救おう。」
このスローガンのもとに
主にプロ野球選手の個人的な社会活動を
サポートする、BLFを運営する岡田真理さん。
私が阪神タイガースファンであることもあるので、
阪神の選手の活動を例に挙げると、
1型糖尿病の根治を目指す岩田稔選手や
がん患者への激励や寄付を行う原口文仁選手の
活動などですね。
日本でもこうした活動が少しずつ
盛り上がりつつありますが、
まだまだアメリカとは寄付市場に差がある現状。
人の意識はほとんど変わらないけど、
日本には仕組みがないことに気づき、
仕組みとして立ち上がったのがBLFでした。
好きなこととチャリティーのかけ算によって、
社会参加を自分事に。
そして楽しみながら参加することの
力の大きさのすばらしさを感じますね。
藤村 龍至さん(建築家)
これからの日本の「超都市」について。
過去を見ることで近未来を見る。
大都市型の集客から超都市へ。
ニュータウンの事例。
働きながら暮らせる住環境。
この後の25年、近未来の変化を
いろいろ想像してみたくなりますね。
白井 暁彦さん(GREE VR Studio Laboratory Director)
VRライブエンタメの楽しくマジメな
研究開発について。
私たちはよくリアルの世界と
バーチャルの世界を分けてしまいがち。
ですが、想像上の世界も、これまでの物理体験も
どちらも私たちがつくる世界であり「真実」
リアルやバーチャルのキャラクターは
「なりたい自分で、生きていく」ための
手段でしかないのかもしれませんね。
以上4名のスピーカーさんが登壇し、
それぞれの活動や想いなどを
20枚のスライドに凝縮してお話しされ、
オンラインでのHills Breakfastの
場を盛り上げました。
途中のブレイクタイムには、
中山一朗さんのレポートも。
今回は、虎ノ門ヒルズの書店
SPBS虎ノ門店さんのレポート。
この日登壇された、藤村龍至さんが
設計されたお店とのこと。
最近読んだ三谷宏治さんの
『戦略読書』置いたら、
本が好きになれる一冊とか見つかりそうな、
そんな気がしますね。
こちらもまた、トークの間を
楽しませてもらいました。
アーカイブもこちらに公開されています。
25年後にどうなるかよりも、25年後にどうしたいか
今回もオンラインでの開催となった
Hills Breakfast。
多くの方がYouTubeでのライブ配信で視聴参加し、
ヒルズカフェであれば満員になるほどの
熱気がオンライン上に溢れました。
YouTubeチャットも盛り上がりましたね。
既存の世の中の仕組みに対して
多様な視点で「問い」をデザインし、
その問いを自分事にして解いていくために
行動、試行錯誤していくことの大切さを感じた
4人のスピーカーさんのスピーチでした。
25年後にどうなるか。よりも、
25年後にどうしたいか。
この世の中を自分事に考えて未来づくりに参加し、
できることをコツコツとやっていきたいと
改めて感じる、学びの多い
朝の時間だったと思います。
次回のHills Breakfastは8月25日。
直近2回同様、オンラインでの開催を
予定しています。
開催の場をオンラインに移し、
新たなステージに移行した
この朝のパワフルな時間。
毎回、どんな刺激があるのか楽しみですし、
私も当日の実況ツイートやここで書くことを通じ、
この場を引き続き、支えていきます。
皆さん、ありがとうございました。