同じ時を生きる人を思いやり、大切に。映画メモ125-『君たちはどう生きるか』

映画

映画『君たちはどう生きるか』を鑑賞しました。

宮崎駿監督が少年時代に読んだ
吉野源三郎さんの小説『君たちはどう生きるか』
から由来、タイトルを拝借して
原作・脚本も務めた本作。

現実と、違う世界と

時は戦時中。

母親を病院の火事で失い、
父親とともに東京を離れて
違う環境に身を置くも、
そこでうまくなじめずにいた少年。

そんな彼の前に現れた
不思議なアオサギに導かれ、
ファンタジーの世界に迷い込み、
そこでの経験を通じて成長し、
見ている私たちに問いを投げかけていく
ストーリーとなっています。

人を思いやり、大切に

作品としてはわかりやすい感じではなく、
見ている人それぞれに気づいたことや
感じたことがあるような。

また、『君たちはどう生きるか』の
タイトルではあるものの、
私個人的には6年前に読んでいた
漫画版のものともまた違った
感覚がありました。

そんな中で、同じ時を共に生きている
人を思いやり、大切にしていくことへの
メッセージだったように
作品を通じて私は思いました。

いろいろな情報などで
遠くのことが表面的に見えてしまいがちな
いまの世の中ではあるけれど、
自分の近くにあるもの、身近にいる人。
そしてそれは自分も含むのかな、と。

思いやり、大切にして生きて生きたい。
あらためて気づかされたように思いました。

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