今年も開幕した都市対抗野球。ここでまた、たくさんのドラマと野球のおもしろさをあらためて知る。

野球

全国の社会人野球チームによる
トーナメント大会である都市対抗野球。

今年も昨日7月14日に開幕し、
昨年一昨年と現地で見て
その面白さに魅了された私は
今年もまた初日から現地へ。

前回王者ENEOSに、バイタルネットがどう挑むか

昨日の初日は開幕戦の1試合。
前回の都市対抗野球で優勝したENEOSと
バイタルネットの一戦。

ENEOSは前回の大会でも
何試合も見ていたこともあり、
ほぼほぼ知っているメンバーであり
どんな戦いをするかの期待値は
ある程度計算済み。

そこに、私にとっては初見であり
9年ぶりの都市対抗野球出場となった
バイタルネットがどう挑むのか。
未知数だからこそのおもしろさも
期待しての一戦。

バイタルネットが先制、中盤まで競り合う

試合を先に動かしたのは
挑戦者ともいえるバイタルネット。

2回、1アウトから3連打で満塁とした後に
2点タイムリーを放って先制。

しかしENEOSもその裏に
5つの四死球と犠牲フライで
ノーヒットで同点に。

5回にENEOSが小豆澤の犠牲フライで
1点を勝ち越すも、直後の6回に
バイタルネットが2本の2塁打で3-3の同点に。

中盤までは取って取られての競り合い。
バイタルネットの打線にもヒットは出ており、
前回王者ENEOSであっても気は抜けない展開。

6回に勝ち越し、一気に突き放す

そんな競り合った試合を決めたのが
6回のENEOSの攻撃。

打者10人、7安打を放って6点を奪い、
一気に突き放す。

3点を勝ち越して6-3とした後、
前回の決勝戦で優勝を決めるホームランを放ち、
この試合でも5回に一時勝ち越しの
犠牲フライを放った小豆澤が
右中間スタンドに大会第1号の
ホームランを放って試合を決めた。

7点差も、競り合った好ゲーム

8回にも1点を追加したENEOSが
リードを守りきり、10-3で開幕戦を勝利。

挑んだバイタルネットは
7点差こそつけられたものの、
先制点を奪って中盤までは競り合い。

ヒットも放ってランナーを出しており、
点差ほどの力の差はないように
私は見ていて感じた。

三塁側のバイタルネット応援席にも
多くの人が詰めかけ、
大きな声援で選手たちの力になっていたし、
敗れはしたもののいい野球を見せてくれた
いいチームだったように私は思う。

この9年ぶりの都市対抗野球出場の経験を活かし、
また来年東京ドームに来てほしい。

今年もまた社会人野球であらためて知る、野球のおもしろさ

3年続けての都市対抗野球の現地観戦。

今年もまた、社会人野球を見ることで
あらためて野球のおもしろさを
知っていくことになったように思う。

プロ野球とは違って事前情報もさほど多くなく、
現地ではじめて知った選手が
今後気になっていくこともある。

今大会は、私もこの後も現地観戦する試合がある。
スケジュールが合わずに現地観戦できない
試合もあるけれど、引き続き追っていく。

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