村上臣さんの『稼ぎ方2.0』を読みました。

クリエイターエコノミーと新しい稼ぎ方
近年のWeb3.0ブームで語られるようになった
「クリエイターエコノミー」。
テクノロジーの発達により、
これまでコンテンツを享受し
消費する側だった人も含めて
多くの人がつくり、売り、提供できるように
なった経済圏のこと。
このクリエイターエコノミーが
日本人の働き方を根本から変えるといわれ、
本書ではその解説とともに、
そのなかで活躍する新しい稼ぎ方に
ついて書かれています。
本書の章構成
PROLOGUE 誰もが「個で稼ぐ力」が必要な時代
CHAPTER1 誰もが個で稼げる〝1億総クリエイター時代〟の到来
CHAPTER2〝1億総クリエイター時代〟に活躍する「稼ぎ方2.0」とは?
CHAPTER3 稼ぎ方2.0の目的──「会社のため」から「自己実現」へ
CHAPTER4 稼ぎ方2.0の思考法──「ルール思考」から「共感思考」へ
CHAPTER5 稼ぎ方2.0の価値基準──「予測重視」から「適応重視」へ
CHAPTER6 稼ぎ方2.0の行動──「計画的」から「アジャイル的」へ
CHAPTER7 稼ぎ方2.0の人間関係──「タテのつながり」から「ヨコのつながり」へ
読書中のツイート
まずは自分の心が動くことから
世の中や経済のしくみなどが変わり、
その中で5つのキーコンセプトとして
重要なポイントを紹介した本書。
タイトルに「稼ぎ方」があるとおり、
たしかに新しい時代の稼ぎ方についての
大事なことも紹介されています。
ですが、私は本書を読み進めていく中で
稼ぐことに限らず重要なことでは
ないだろうかと考えました。
本書の内容とはズレるかもしれませんが、
まずは「稼ぐ」は一度置いといても
いいのかもしれません。
稼ぐ、稼がないにかかわらず、
自分の「好き」だったり「得意」から
生み出されるものであれば、
それはコンテンツになりうるものであって
なんらかの可能性を生み出すものです。
そして、それはどんなものがそうなるかとか
会社の仕事と関係あるなしとかは
やってみないとわからないものです。
私も、このブログもそうですし、
今の本業とは関係ないことも
いろいろとやってはいますが、
自分の気持ちに従ってやっているもの。
まずは自分の心が動くことから。
それでやってみて、続けてみたいと思えば
さらに力を入れて続けていけばいい。
どんなもの、ことが自分の心を動かしたのか。
それらを記録していくと、
なんらかのヒントが得られるかもしれません。
もしかしたら、その先に「稼ぐ」が
あるのかもしれないですからね。