千葉県鴨川市にある棚田の大山千枚田。
この棚田で私が参加し、出資している
オーナー制度の「酒づくりオーナー」での
2022年度のお酒が届き、
無事受け取りました。
日本の棚田100選、大山千枚田
東京から一番近い棚田であり、
1999年に農林水産省の日本の棚田100選に
選ばれた、大山千枚田。
その地形の特徴から日本で唯一、
雨水のみで耕作をする天水田の棚田です。
また農作業のない秋から冬にかけての
ライトアップが美しく、
多くの観光客が訪れる場所となっています。

感動するだけでなく、守り活性化を
私がこの大山千枚田を知ったのは
2014年の冬でした。
詩歩さんの
『死ぬまでに行きたい! 世界の絶景 日本編』
に掲載されていたのをきっかけに
実際に足を運んで
美しいライトアップに感動。

それと同時に、ライトアップに
感動するだけでなく、
この棚田を守り活性化することにも
貢献していきたいと思うようになりました。
そしてこの棚田で「つくる」を
通してかかわる活動として、
2016年から酒づくりオーナーに
参加しています。
蔵出しが少し遅れたものの、無事届く
酒づくりオーナーとは、
棚田でお米作りをし、そのお米で
お酒づくりをするオーナー制度。
農作業をはじめとする
酒米づくりの各作業に参加し、
お酒づくりを知る機会となります。
そして2022年度の棚田で作った
お米を使って、作ったお酒を
4月中旬に受け取りました。
2022年度は1口の出資をしており、
2つの酒造で作ったお酒が
720ml瓶で各3本ずつ、計6本。
2022年は夏場の猛暑で稲の生育は順調。
2つのうち1つの酒造で蔵出しが遅れた関係で
いつもの年よりはゆっくりめの
お酒の受け取りとなりました。
それでもこうして予定通り6本の
お酒を受け取れたこと。
棚田の皆さま、日々の農作業などを
してくださった農家の皆さまなどなど、
この酒米、お酒づくりに
関わってくださった皆さまに
感謝いたします。
いただいたお酒を
これから飲むのが楽しみですし、
今年こそは、いろいろな場への
提供ができたらうれしいです。

きっかけは秋から冬の
ライトアップへの感動でしたが、
それだけでなく、この棚田で
つくる活動に参加すること。
棚田を守り活性化することにも
貢献していきたい思い。
、
そして収穫したお米でつくったお酒を
こうして受け取ることができ、
参加して良かったと改めて感じています。
2023年度もオーナー継続、棚田を守る活動を続けます!
この大山千枚田の「酒づくりオーナー」
8年目となる今年2023年度も引き続き参加し、
棚田を守る活動を続けます。
オーナー制度に参加することによって、
お米作りからお酒ができあがるまでの
工程を体験でき、「つくる」を
改めて知る機会だなと感じています。
私ひとりでできることは小さなことですが、
それでも自分にできることを
これからも続けていきます。