この前、書店に行って
並んでいる本を見ているとき。
ふと思った。
自分の場合、人を否定するような表現や
タイトルが苦手なのだな、と。
書店で並んでいる本は
基本的には表紙、つまりタイトルを
見ることが多い。
そこで目に入るたくさんの本は、
それぞれに著者や編集者、
そこに関わった人の色が表現され
一冊一冊に個性が反映されており、
そのこと自体はいいと思う。
だが、そうした本を見ていくなかで
ふと気づいたことがあった。
人を否定するような表現
人を否定するようなタイトル
などに自分は抵抗感があるんだな、と。
○○はするな
成功しない人の特徴
○○は否定しろ
など。あくまで一例。
強く言い切る表現が多いような感覚。
私は、一人ひとりにはちがいがあり、
そのちがいはそれぞれ尊重して
共存するものだと考えている。
また、ものごとは捉え方で意味付けが変わる。
否定するのではなく、捉え方を変えて
再定義をすることで自分の糧にしたい。
否定する考え方自体には賛同はしないが、
こういう考え方もあることは認め、
共存しながらも自分はどんな考え方も
否定せずに前に進んでいきたいと考えている。
もちろん、これが苦手だという
自分の感性は大切にしたい。
自分が考えていることを、
改めて気づかせてくれた
書店での出来事であった。