六本木ヒルズが主催する
朝のトークイベント、Hills Breakfast。

本日4月25日の朝、スペシャルイベント
「Hills Breakfast Special 2023」が
六本木ヒルズのヒルズカフェで
開催されました。
Hills Breakfastとは?
Hills Breakfastは、
多様なテーマのゲストスピーカーが、
自らのアイディアや活動を
・1枚20秒のスライド20枚
・6分40秒の持ち時間
で話す、PechaKucha(ペチャクチャ)と
呼ばれるプレゼン形式を採用。
その場を共有するひとりひとりの
好奇心を刺激するトークイベントです。
この20秒×20枚のフォーマットも特徴的で、
テンポの良いプレゼンが、聴く私たちを
飽きさせずにワクワクさせてくれます。
アイディアとアイディアがつながる。
人と人がつながる。
そうした開かれた場所として開催され、
ひとりひとりの持っているものが交わって
そして新しいものや未来をつくっていく。
そんなアイディアが生まれる場所をめざします。
そんなHills Breakfastに、
私も毎回、多くの刺激や気づきを
得ながら参加しており、
参加者や運営サポートなど、
さまざまな立場から10年かかわってきました。
六本木ヒルズ20周年を祝う朝
2010年からその歴史を刻んできた
このHills Breakfastは今年で14年目。
もともとは会場に多くの人が集まり、
その熱量の高さを毎回生み出してきました。
2020年のコロナ禍以降は、
オンラインでの配信や
会場とオンライン配信のハイブリッド開催を経て、
ほぼ月1回の開催を続けて通算131回。
のべ663組(複数名での登壇者もいるため)の
ゲストが、さまざまなテーマでお話をされ、
私たちの心を打ち続けてきました。
2022年11月30日のvol.128からは
リアル開催一本となり、
六本木ヒルズのヒルズカフェや
六本木蔦屋書店を会場に
毎回のイベントを開催しています。
そんな六本木ヒルズで長く朝の熱量を
生み出し続けてきたイベントですが、
本日4月25日、舞台となる六本木ヒルズが
20周年を迎えてその当日の朝にお祝いする
ひとときとして開催されました。
今回のスピーカーさん
六本木ヒルズ20周年を祝うイベントとなった今回。
登壇されたスピーカーさんは以下の4名。
菅内のど佳さん(DOKKA vivid ファウンダー/デザイナー)/夏明豊さん(DOKKA vivid ファウンダー/デザイナー)
篠崎ロビン夏子さん(Green Neighbors合同会社代表)
ジェームス・アキヤマさん(まじめなえひめ研究所代表)
林勝明さん(◯学園園長/ZAS代表)
また、イベントのオープニングでは
六本木ヒルズがオープンした2003年に、
同じく東京でスタートして今年20周年を迎えた
PechaKucha(ペチャクチャ)の創始者である
アストリッド・クラインさんと
マーク・ダイサムさんのお二方が
お祝いに駆け付けてくださいました。
なお、PechaKucha(ペチャクチャ)形式を用いた
イベント「PechaKucha Night」は
20年の歴史で、世界1304都市で
開かれるまでに拡大しました。
PechaKucha Nightは基本的には夜のイベントであり、
このHills Breakfastは朝開催される
PechaKucha形式のイベントとしては
希少なもの…かもしれません。
あらためてその良さを実感できた、スペシャルイベント
4名の登壇者のみなさんからお話しいただき、
それを会場で運営サポートをしながら
お聴きした今回のHills Breakfast。
話された内容、ジャンルこそひとりひとり違い、
表面的には接点がないように見えます。
ですが、みなさんのスピーチの中には
・ひとりひとりがそれぞれ生きる人生に価値がある
・そんな人と人がかかわりつながる
・新しいアイデアや価値が生まれていく
といったような、Hills Breakfastが
大切にしている部分がメッセージとして
込められていたように私は感じました。
今回、スペシャルイベントということもあり
久しぶりに参加者は100人を超え、
ほぼコロナ前の規模でたくさんの熱量。
登壇者だけでなく参加者ひとりひとり、
年代や職業などの属性などちがいを持ち、
それぞれが登壇できると思えるような
人生を持って生きている人たちが集っていて。
誰かの「すごい」を真似する必要はないし
自分はその人と同じにはなれないのだけど、
そんなひとりひとりちがった
「すごい」を持った人たちに出会い、
また自分の人生だったり
新しい可能性へのヒントを得られる。
今回の熱量の高まりを感じ、
あらためてHills Breakfastのよさを
実感できたスペシャルイベントだったと
私は思いました。
このHills Breakfastには
かつて参加していたコミュニティメンバーから
紹介してもらったことをきっかけにして、
参加者からはじまりいまでは
運営サポートとして関わり続けて10年。
2014年から続いている連続参加は96回、
通算で97回目の参加になり、
たくさんの方のスピーチを聴いて
多くの方との交流を経て
学んだこともたくさんあります。
毎回、スピーチを聴いての学びを
その日からすぐ仕事に生かそうとするような
短期的な収穫もたしかにあるのですが、
それよりも何度も参加し続けることで
得られる長期的なものがより自分の人生に
プラスになっていくのではないだろうかと
長く参加し続けてきた今、思っています。
毎回、得られる経験や刺激は
確実に糧になっていますし、
ここでの出会いがあったからこそと
いうことも多々ありました。
実は私も、はじめての参加は
スペシャルイベント形式のものでした。
今回をきっかけに、続けて参加してくださる方が
ひとりでもいてくれたらうれしいですね。
次回のHills Breakfastは2023年5月17日。
4名中3名の登壇者が決定しており、
残り1名についても後日発表されます。
今回のスペシャルイベントの熱量の高さを
また次につなげていけるよう、
私も当日の会場運営のお手伝いや
スピーチのツイートでのまとめ、
レポートを書くことなどを通じて
この場を引き続き支えていけたら、と思っています。
みなさん、ありがとうございました。
そして、六本木ヒルズ20周年
おめでとうございます!!