1回1回は小さくても、自分にできることとして私は献血を続ける。その積み重ねの先にある、少しでも良くなる未来を信じて。

献血

私が2017年から定期的に行っている献血。

2023年も1月2月と2回ずつの献血をしたのに続き、
3月の初回として、3月4日に献血をしました。

きっかけは一冊の本から

きっかけは2017年に『未来の年表』を読み、
輸血用血液の不足による医療の崩壊について
目にしたことでした。

『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』(河合 雅司):講談社現代新書 製品詳細 講談社BOOK倶楽部
日本が人口減少社会にあることは「常識」。だが、その実態を正確に知る人はどのくらいいるだろうか? 第1部では「人口減少カレンダー」とし、2017年から2065年頃まで、いったい何が起こるのかを、時系列に沿って、かつ体系的に示した。第2部では、第1部で取り上げた問題への対策を「10の処方箋」として、なるべく具体的に提示した...

医療の崩壊危機を、命を救いたい思いで献血を

もし私が献血することで
少しでもこの医療の崩壊危機や
救える命があるのならばと思い、
それ以来、献血を定期的にしています。

ここ最近は、新型コロナウイルスの影響で
オフィスビル前や大学などでの
献血会場の設営もままならず、
医療用の血液がいつも以上に
不足しているとのこと。

2020年は5回で年間上限の1,200mlの献血。
2021年も4回の献血をしました。
2022年は成分献血をメインに毎月献血をし、
年間では19回の献血。

2023年の5回目は、はじめての献血ルームで

最近は成分献血をすることが多く
前回献血から2週間でできることもあり、
月1~2回ペースで献血してきた2022年は
12ヶ月間毎月献血を達成し、年間19回。

そんな2022年に引き続き、
2023年も2週間に1回ペースで
今回で今年5回目の献血。
外出予定に合わせ、横浜の
いつもとは違う献血ルームで。

横浜には私がよく利用するところのほか、
横浜駅周辺に3つの献血ルームがあり、
予約が取りやすくなっているのが
ありがたいです。

成分献血で、血漿の献血。

・献血ルームで受付
・タブレットを使用した質問への回答
・医師による問診と血圧測定
・採血し、ヘモグロビンなどの測定/血液型事前判定

を経ての献血。
この日は朝早い時間で混雑も少なく、
血漿の献血でスムーズに進み
1時間半ほどで全工程が終了。
その後の予定にも支障なく
献血ができました。

soarさんの記事をきっかけにご縁、友寄蓮さんからのメッセージ

私が献血を始めたきっかけは
2017年に読んだ本で知ったことでしたが、
他にもその想いをより強くした
できごともありました。

2019年4月に献血した日にsoarさんの記事を読み、
記事を読んだことをきっかけに知り合い、
ご縁をいただいたタレント・友寄蓮さん。

蓮さんは16歳で白血病にかかり、
1年4ヶ月の闘病生活を経験しました。

詳細については、記事を読んでいただければと
思いますが、苦しい経験をしながらも
今は元気に明るく生きていること、
そして闘病生活の際の輸血を通して知った
献血の必要性と人のあたたかさについて
書かれています。

献血はいのちを救う贈り物、できることをやり続ける

soarさんの記事でも響いた
“患者にとって、献血はいのちを救う贈り物。”

患者さんに輸血や施術などで
使用するための血液。
これは献血した血液から充当されます。

つまり、献血するということは
その血液で誰かへの輸血などに充てられ、
長い目で見れば人の命を救う行為なのです。

私が今まで献血した血液も、
誰かの命を少しでも救っているのかもしれない。
そう思うと、胸を熱くするものがあります。

私1人の血液では小さな力かもしれません。
私1人の想いなど、ないに等しいような
小さなものかもしれません。

それでも、この献血した血液で
誰かの命が救える可能性ができるのであれば。
『未来の年表』で読んだような「医療の崩壊」を
少しでも回避し、危機を救えるのであれば。

そして、自分の献血の体験談を共有しつつ、
今まで献血したことのない人が
「ちょっとやってみようかな」という
気持ちになってもらえたら。

地道なことですがそんな思いを持って
これまで5年あまりで37回の献血を続けてきました。
もちろんこれからも、定期的に献血を続けます。

その思いはコロナ禍で職場のビルの前に
献血バスが来なくなった今も変わらず
むしろ強くなっているように思います。

成分献血は2週間後から次の献血ができ、
3月4日に献血した私は3月18日から可能。

平日の有休を利用したり、
週末の予定とうまく合わせつつも、
引き続き、自分にできることを
続けていこうと思っています。

私が最近よくしている血漿の成分献血から
得られる血漿分画製剤用原料血漿の需要は
日本赤十字社のWebサイトによると
直近の5年で約1.3倍となっているとのことで、
献血の必要性はより高まっている現状。

血漿成分献血について|献血について|日本赤十字社

この1回1回は小さなものではあっても
決してゼロではないはずです。

私ひとりの力は小さなものでも
少しでも誰かの力になれれば。

これからもこの思いを持ち続け、
できることをやり続けます。

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