この冬も寒さの厳しい日が続きます。
一方で、電気代の値上がりや供給のひっ迫などで
かんたんに暖房に頼れない状況も。
そんな中、私は湿度をコントロールする方向で
この冬の寒さを乗り切ろうとしています。
体感温度に大きく影響する、湿度
気温が低いから寒い。とはよく言われますが、
人の寒い、暑いなどの感覚を決めるのは
気温や室温だけではありません。
風速や熱放射、気流などさまざまなものが影響し、
その中でも大きく影響しているのが湿度。
これらを総合して体感温度と呼ばれ、
この体感温度が寒い、暑いなどの感覚に
つながっていくというわけです。
よって、環境省は室温20℃を推奨していますが、
単純に室温20℃としたところで
湿度が低ければ体感温度は下がり、
寒く感じるというわけです。
私も家ではエアコンを27℃設定にして
室温20℃になっていましたが、
湿度が30%程度だったので
寒く感じました。
本格的ではないけれど、極端な乾燥は回避
私はこの冬、室温と湿度を測定できる
時計を購入して自宅に設置。
併せて、ダイソーで販売されている
加湿ポットを設置。
また、濡らしたタオルを干すことも。


時計を設置した昨年12月26日の夜には
23%だった部屋の湿度は
概ね30%~40%前後で推移。
2023年はじめて雨が降った1月13~15日は、
50%台を記録しました。
加湿機のような劇的な改善ではないものの、
極端な乾燥は回避できています。
あのいやな静電気も回避
この冬、室内の加湿をこれまでよりも
取り組んだことによって
ある変化がありました。
寒い時期や乾燥する時期には
よく悩まされる、静電気。
ドアノブなどを触ったときの
あの「バチッ」という衝撃と痛みは
ほんとうにいやなものです。
これまでも、保湿クリームを
手に塗ってはいたものの、
効果は得られずでした。
ですがこの冬、加湿して湿度を上げて
過ごしてきたことや、
もちろん手の保湿や水分摂取を
続けてきたことによって
静電気に苦しめられることが
ほとんどなくなりました。
静電気は、湿度20%以下、気温20℃以下で
発生しやすくなるといわれています。
湿度を上げることによって
空気中の水分を通じ、体から静電気を
放電していたのですね。
暦の上では春、乾燥の季節もあと少しか
今日2月4日は立春。
暦の上では春です。
とはいえ春とは名ばかりで、
まだまだ寒い日も空気の乾燥する日も
続くこととは思いますが、
それもあと少しの辛抱なのかなと思います。
湿度の管理で、この寒さと感想を
乗り切っていきたいと思います。