道半ばに終わるも、チームの成長や変化を感じたベイスターズの今シーズン。横浜反撃の続きは、2023年へ。

野球

先週末の連休に行われた
プロ野球のクライマックスシリーズの
ファーストステージ。

私も、横浜スタジアムで行われた
セ・リーグ2位の横浜DeNAベイスターズと
3位の阪神タイガースの3戦目を現地観戦した。

このファーストステージでは
タイガースが2勝1敗で、セ・リーグを優勝した
東京ヤクルトスワローズとの
ファイナルステージに進出。

ベイスターズは敗退となり、
2022年のシーズンが終了することとなった。

私は今シーズン、多くの野球場で
現地観戦をしてきたのだが、
最も多く現場にいたのがこのベイスターズの
横浜スタジアムでの試合だった。

それもあり、日々の戦いを観ていく中で
チームの変化などを感じることが
できたような気がしている。

昨シーズン、最下位に低迷し
「横浜反撃」を掲げて臨んだ今シーズン。

開幕カードで広島カープに3連敗。
序盤から中盤までは勝ちきれない試合も多く
7月までは勝率5割近辺での推移。

8月に横浜スタジアムでの17連勝を達成し
スワローズを追い上げるも
8月下旬の直接対決で3連敗し、
優勝を逃して2位でレギュラーシーズン終了。

そして、このクライマックスシリーズでの敗退。

勝敗を追っていくとそんな感じなのだが、
もともと力のある選手の多い攻撃では
2年目の牧選手を4番で起用し、
その期待の大きさからか
4番としては物足りないといわれながらも
安定した打撃でチームに貢献。

そして、今シーズン特に伸びたのが
救援投手が充実した投手陣。
先発では今永投手と大貫投手が11勝。

救援投手の層が厚くなったことで、
僅差の試合をリードしているなら守りきり、
ビハインドなら失点を防いで壊さない。

そして、意外と語られていないのが
守備力の向上ではないか、と。

今シーズンの64失策はセ・リーグでは最少。
この守備力の向上が、打や投にも好循環となり
勝てるチームにつながっていったように思う。

ただ一方で、勝ち切れるチームになれたかというと
そこはまだ道半ばであり、
これから時間をかけてやっていくことなのかな、と。

8月下旬のスワローズとの
直接対決での3連敗だったり、
このクライマックスシリーズでの敗退だったり。

チームの変化、成長は感じられ、
勝てる試合が増えてはきたものの、
勝てるチームと優勝できるチームの違いを
感じさせられる機会も多かったように思う。

「横浜反撃」を掲げたベイスターズの
2022年のシーズンはこれで終わりとなるが、
2023年、この反撃の続きを
どういう形で見ることになるのか。
楽しみに待ちたいと思う。

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