当該3チーム、どこにも3位の可能性を残すセ・リーグのクライマックスシリーズ出場権争い。

野球

2022年のプロ野球もセ・リーグでは
優勝チームが決まり、
レギュラーシーズンは最終盤。

9月25日に東京ヤクルトスワローズの優勝と
そのヤクルトと優勝を争った
横浜DeNAベイスターズの2位が決まったが、
残りの4チームによる3位争い、
クライマックスシリーズへの出場権を
めぐる争いが最後まで大混戦に。

昨日9月27日の試合結果を受け、
中日ドラゴンズの3位の可能性が消滅。

阪神タイガース
読売ジャイアンツ
広島東洋カープ

の3チームの争いに絞られた。

残り試合は阪神と巨人が2試合ずつ。
広島が3試合。

この3チームは今シーズンは
すべて直接対決を終了しており、
残り試合を全勝して終える場合もあるが、
その場合は3チームが69勝71敗3分けで並び、
3チームともにその69勝71敗3分けが
たどり着ける限界値になる。

スポーツ新聞などでも
連日のように順位決定方法が報じられているが、
2チーム以上が並んだ場合に
上位に来るチームの結果は
当該チーム間の直接対決の対戦成績で
3チームどこにも3位の可能性があり、
自分たちが勝つ、だけでなく
相手がどうなるか、にも影響される。

阪神と巨人では、阪神が14勝10敗1分けで勝ち越し
阪神と広島では、広島が14勝9敗2分けで勝ち越し
巨人と広島では、巨人が13勝12敗で勝ち越し

と2チーム間ではそれぞれ勝ち越し、
上位とされるチームが異なる。

なお、3チーム間の対戦成績は
広島 26勝22敗2分け
阪神 23勝24敗3分け
巨人 23勝26敗1分け

と、前述のように3チームとも
残り試合を全勝して69勝71敗3分けで
並んだ場合などには
広島が最上位となって3位となる。

それぞれのチームの最終戦は10月2日。
雨天などによる中止がなければ
今週中にはすべてが決まると思われる
セ・リーグのクライマックスシリーズ出場権争い。

もっとも、残りを全勝しても
勝率5割に届かない、負け越しでの3位は
レベル感としては低いのかもしれないが、
1チームだけが生き残るこの最終盤の戦いを
最後まで見守っていきたい。

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